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山口先生からリアルな教員は何を学べるか

(本日のnoteは半分ふざけて書いていますのでご了承ください)

昼に自宅でトレーニングをしていたら、たまたまごくせんの再放送がやっていました。

面白いというよりは、懐かしいなーと思いながら見てました。昔は伝説の教師、GTO、金八先生など、学園ものは良く見ていた記憶があります。

教師になること決心していた小・中学生であった私は、破天荒な先生ってかっこいいなと思っていました。現実の先生たちが嫌いだったので…。

ところが大人になってみると、もちろんそんなものには到底辿り着けず、ごくフツーの教師をしているわけです。ヤンクミ、鬼塚英吉、南波次郎。誰にもカスってもいません。

でも実は今の自分にとって、ごくせんから学べることもあるんじゃないの?という考察を今日はしてみたいと思います。

私が今日ドラマを見ていて感じた、山口先生の良いところを4つを書きます。

1. 先生という立場を全うしつつ、生徒と対等な関係を築いている

山口先生は偉ぶる様子が全くなく、生徒を上から見ていません。先生という仕事はしっかりとこなし(?)ながら、生徒を子供ではなく仲間のように見ています。生徒としては親近感が持ちやすく、かつ信頼できる存在だと思います。私もこうなりたいとずっと思っていますが、実力不足なところがあります…。

2. 「生徒のために」という、教員になる際に誰しもが抱く初心を絶対に忘れない

なぜ先生になったのか、大多数の先生は「子供たちのために」「生徒のために」という想いを抱き、教員になったのではないでしょうか。しかしながら、多くの教員が年月とともにそれを忘れてしまいがちで、多忙な教員は目の前の業務にひたすら没頭するだけになってしまいます。ただでさえ休みがなく忙しい中で生徒が問題を起こすと、めんどくさいなどという感情が生まれてしまいがちですが、彼女は生徒のためならなんでもするという精神を崩すことは絶対にありません。彼女を見ていると、改めて初心を思い出させてくれます。

3. 保護者や世間がどう思うか全く気にしない

山口先生は「ケンカ上等!」「それでも母親ですか?」「正々堂々不良やりやがれ!」「いつまで経ってもお前は弱虫のままなんだよ!」と確実にクレームの電話が鳴り止まない発言を繰り返します。現代の教師は特に過敏になっていることもあり、発言や行動には細心の注意を払わなくてはいけないのですが、ここまではっきり言うとドラマであれ気持ちがいいですね。現実このセリフは言わないにしても、世間体を気にするあまり生徒に遠慮している先生は結構いるのではないかと思います。正直、私も経験があります。2番に関係してきますが、教員として生徒のためを思って仕事をしたいものです。

4. 生徒の心に響きやすい言葉を選んでいる

ドラマなので当然ですが、敢えて直球勝負で生徒の心に言葉を突き刺しています。昔は現実世界にもいたのかも(?)しれませんが、今のご時世でこういう熱い言葉を真っ直ぐに突き刺すことのできる先生はほぼいないと思います。個人的には、あと10年後くらいに熱い先生ブームが来るかも?なんて思ったりしてます。

最後に

当然ながら山口先生のような教員になるつもりはないですが、何か教育の根底にある大事なことを思い出させてくれる、そんな先生なのではないかと思っています。たまーに見返したくなるドラマです。(10年に1回くらい)

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