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社労士受験生のパートナー!555時間の習慣で社労士合格!

「555時間の習慣で社労士合格!」の高橋佳子です。
社労士試験が終わって5日ほど経ちました。朝晩少し気温が落ち着いてきました。でも、私は寝るときはまだアイスノンソフトを首元にあてています。ひ~んやり気持ちいいんですよー。
 さぁ、前回の課題から振り返ってみましょう。


前回のおさらい

 前回の課題は、①自分をいっぱい褒めよう。②この1年間の感想を手で書き出そう。③本を読もう。でしたね。皆さん、取り組んでいただけましたか?「5分だけ」「2日で1時間くらい」「毎朝15分やってます」など、今はご自身のペースで大丈夫です。また前回もお伝えしましたが、③本を読もう。は、1年間続ける課題となります。専門家になる皆さんは積極的に本を読んでください。


 ▼私の読んだ本はこちら▼


著者はNewsPicks「シン・二ホン」でおなじみの安宅和人さんです。「シン・二ホン」の基となった1冊ということと「イシュー」って何だろう、ということで読んでみました。

「イシューとは何か」。それは「何に答えを出すべきなのか」についてブレることなく活動に取り組むこと。
(P.3)

これだけ読むと「?」でしたが、この後驚きのメッセージが出てきます。

何より大切なのは「一般常識を捨てる」ということだ。以下この本の考え方として代表的なものを挙げてみた。
 ●「問題を解く」より「問題を見極める」
 ●「解の質を上げる」より「イシューの質を上げる」
 ●「知れば知るほど知恵が湧く」より「知り過ぎるとバカになる」
 ●「1つひとつを速くやる」より「やることを削る」
 ●「数字のケタ数にこだわる」より「答えが出せるかにこだわる」
(P.21)

 いやぁ~唸りました!上の5つはどれも「555時間の習慣で社労士合格!」のエッセンスそのものだったのです。
 このように「言葉」にすると自分の思考も鮮明になります。目指していることはこれだ!と読んでいて楽しくなりました。答えありき(都合のよい見方)と「イシューからはじめる」(正しく答えを出す見方)とは全く違う思考であることや、イシューの展開について具体的手法が紹介されています。


 実は、このnoteでもいくつかこの本の紹介記事を発見しました。特に「深く読んで発信!フカドク!」さんの投稿がとっても分かり易かったです。フカドクさん、ありがとうございます!


▼ちなみに「シン・二ホン」はこちら▼


自己採点をするべきか、発表まで待つか

 第52回社労士試験受験された皆さん、本当にお疲れさまでした。既に各予備校の速報で自己採点を済まして「ヨッシャ!」とガッツポーズされている方もいるかと思います。でもそれは少数派。ほとんどの受験生が、発表までの2ヶ月を悶々と過ごします。採点どうしましょうか。
 発表は11月第2週目の金曜です。それまでジーッと待ちますか?それまで何もせず、塩漬けにしますか?そんな自分は好きですか?
 もう、待つのを止めにしませんか?大手予備校の「無料成績診断」などを利用して、早めに自分の結果と向き合いましょう。(と言っている私も、合格確定の年ですら、自己採点まで1週間かかりました。)
 また、大手予備校を利用する理由がもう一つあります。それは、試験問題の傾向、相対的評価がわかることです。「社労士試験は難しい」と印象だけで捉えてはいけないのです。難易度のバラつきが分かれば、試験対策の糸口が見えてきます。自分の解答をサンプルに大手予備校を利用してほしいと思います。

勉強を続けるべきか、あきらめるべきか

「散々な結果だった…」ともう受験をあきらめている人いませんか?私も何度もやめたい、と思っていました。でも続けてしまう「魔力」に毎年引き寄せられていました。私があきらめず続けられた理由は「予備校の先生」でした。
 勉強を始めた頃は、費用を抑えようと通信教材で勉強しましたが、1ヶ月も続きませんでした。その後、予備校に在籍しましたが、一番安い講座を申し込むなど、勉強に対する積極的意欲は乏しかったと思います。
 そこで出会ったのが担任制の講座です。結局その先生と10年苦楽を共にしました。あと1点で受かったのに…と大泣きしたり、仕事忙しくて宿題なんて無理!とダダこねたり。でも合格がわかった時は、真っ先に予備校に飛び込み、子供みたいに先生と一緒に大はしゃぎしました。このような勉強の環境も継続するかしないかのポイントになると思います。


独学で勉強するか予備校で勉強するか

社会保険労務士試験の合格率と合格者数の推移です。

 第42回(H22)8.6%  4,790人
 第43回(H23)7.2%  3,855人
 第44回(H24)7.0%  3,650人
 第45回(H25)5.4%  2,666人
 第46回(H26)9.3%  4,156人
 第47回(H27)2.6%  1,051人
 第48回(H28)4.4%  1,770人
 第49回(H29)6.8%  2,613人
 第50回(H30)6.3%  2,413人
 第51回(R1) 6.6%  2,525人
 第52回(R2) ?    ? 

 このように、社労士は司法試験に次ぐ難関資格なのです。それでも「独学」で勉強しますか?独学のメリットは、自分で自由に教材を選ぶことで費用が抑えられ、自由に勉強できるという点にあります。ただし、勉強の進度や受験対策は自分自身で判断して組み立てる必要があります。
 一方で予備校のメリットは、合格実績に基づいたカリキュラムが組まれていて、毎年合格者を輩出していることです。費用はかかりますが、教材、講師、自習室、模擬試験、直前対策授業など、至れり尽くせりな勉強の場となっています。また、通信受講でもライブ授業の収録配信で、飽きさせない工夫がされています。法改正や白書対策は予備校の教材の方が効率的に勉強できます。特に近年の合格率は厳しい状況ですので、独学ではなく、予備校での学習をおススメします。
 私のように担任制の講座を受ける方も年々増えているようです。体験授業など受けて、予備校の雰囲気、講師との相性を見極めてほしいと思います。

 本日の課題

 本日の課題はこの2つです。引き続き「手で書く」ことが課題となります。何かの習慣にくっつけて「手で書く」ことをしてみてください。1日30分を目標に、出来れば毎日続けてみましょう。

①本の感想を手で書いてみよう。
②社労士受験について、今思うことを書いてみよう。

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 ①本の感想は3~5行くらいで十分です。本全体の概要を書くというよりは、気になった部分に特化してコンパクトに書いてみてください。私は時々マインドマップを使って本の構成を俯瞰することもしています。本に対するアレルギーをなくすために、小さい気付きをメモしてみてください。
 ②社労士受験について、ですが重たい話でも軽いノリでも結構です。迷っている、悩んでいる、相談した、行動してみた…など、受験を客観的に捉えるために、自分の言葉で書いてみてください。


今回の「555時間の習慣で社労士合格!」はいかがでしたか。
ご感想やご質問などお待ちしています。

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