10.こんな時どうする?①「ペアを解消してほしい」と言われたら…
メンターまたはメンティから「どうも相手との相性がよくない」といった悩みが人事・メンター制度事務局に寄せられ、「メンターを変えてほしい」「メンティとうまく関係性を築くことができないので、メンターを外れることを許してほしい」といった相談につながることがあります。
ケースや状況によりますが、もしメンター・メンティの努力により、関係性が修復できるようであれば、ペア(メンター・メンティの組み合わせ)を変えないといった選択もアリかと私は思います。
「一度、じっくり話し合ってみて、どうしたら良いかを二人で決めてみてもらえる?」と人事・事務局から告げ、打診・依頼してみましょう。もちろん、必要に応じてフォローします。
一方で、メンター制度の目的を見つめ直した時に、「新人が相談できる人を配置する」「新人の悩み解消を何よりも優先する」といったことがゴールならば、ペアを変更することも検討しましょう。メンターと話すこと自体がメンティのストレスになるならば、メンターには別途ケアとフォローをするとして、メンティの意向を尊重した動きが求められることもあります。
事務局として、どのような判断を下すのが適切か(最適か)、事前にその基準やルール、条件を設けておくのも良いかと思います。
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