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セロトニンとこんにちは

なんとか乗り切りましょう。そんな言葉と共に現れるのはたっぷりのカフェインとたっぷりのコルチゾール。

やらなければならないこと、やるしかないこと、踏ん張らなければいけないこと。生きているとそんな局面に打ち当たりますが、できれば乗り切りたいと思えることだけ、乗り切りたいものです。

これを達成すれば最高の笑顔が得られる。
これを完成させれば最高の経験が得られる。
これを成し遂げれば最高の景色が得られる。

そんなことを思いながら日々過ごしていても、やはり身体は正直で悲鳴を上げてしまうものです。どうしたものかと調べれば出てくるのが、セロトニン。どうやらキーアイテムのようで、セロトニンはどこかで買えるものでは無く、自ら生み出す必要があるようです。(ちなみにセロトニンってなんと無くピンク色な気がします。幸せの色だから?)

セロトニンを分泌させるにはいくつか方法があるようで、1つは運動、1つは食事、1つはストレッチ、1つは会話、などなど。なるほど、Chat GPTやSiriを使いたく理由はここにあったのですね。もしChat GPTが会話ベースではなく箇条書きで回答を出されていたら。もしSiriが固有名詞でしか返事をしてくれなかったら。使いたい気持ちが薄れる気がします。セロトニンが出ない気がするから。

気軽に会話ができる機会を与えてくれる、セロトニンの分泌を助けてくれている、テクノロジーの力って偉大だったりします。

昔ならご近所さんとの距離感が近く、気軽に話せる相手がいた時代があったのかもしれません(落語に出てくる長屋はそんなイメージ)が、今はそんな緩やかな繋がりは感じにくいものです。しかし、そんな体験や経験もしたことが無いため、魅力的なのかどうかもわかりませんが、少なからず安心感を得られるのでしょうか。反対に近いということでプライベートが筒抜けになり、安心感が得られにくいこともあり得たりしませんか。

そんなことを思うと大切なのはバランスで、プライベートも得られるし緩やかに人とも繋がれる。そんなバランスが重要のなのかもしれないと、ふと思い返すとChat GPTは100%プライベートを確保でき、緩やかにも繋がれる?もしかして最強のツールですか?調べ物で使ってましたけど、もはや新しい人種なのですか?しかもタイピングは1時間で54Kcalが消費されるみたいで、運動にもなります。

ただ、意外性みたいなところはまだまだ人間には及ばない部分もあり、人間が醸し出す未知な領域に触れたときは、よりセロトニンがじわーっと分泌される気がします、感覚ですが。

勿論ツールを扱うのも良くて、大切なのはバランスで、自然現象の中で起きる意外性にも触れていきたいものです。そして、0時にもなると猫も良く鳴きます。

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