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レポート提出

今、流行りの「ブックカバーチャレンジ」ではありません。東京武道館で行われている「高専柔道の寝技研究」(現在、武道館使用不可の為、休止中)の管理人さんから、レポートを提出するように宿題を出されていたので(笑)、こちらの方で提出させていただきます(内容についてはネタバレしないように深くは突っ込みません)。

著者の澤宮優さんの著書を当たったときにピンときたのがこの本「人を見抜く、人を口説く、人を活かすープロ野球スカウトの着眼点(角川書店)」でした。私自身、人見知りで人間関係もうまくないので、人間関係が重要なスカウトの方々がどのように人を見定め、人とどう接していくのか、を知りたかったからだと思います。

もちろん、ノンフィクションなのですが「本書はスポーツノンフィクションのスタイルを取りながら、ビジネス書としても役立つように努めた。(「はじめに」より)」とあるように、具体的な個別の話で興味引かれると同時に、そのポイントをそれぞれの最後に簡潔にまとめてあるので、理解しやすく、非常に為になる内容でした。「スカウトする側」だけでなく「スカウトされる側」の立場からも読んで、両方で指針となることがたくさんありましたし、人情味溢れる心暖まる話もあって、読みごたえがありました。

また、文章も読みやすく、「へぇ」「なるほど」「やっぱり」などと思いながらどんどん読み進み、晩御飯後に時間を忘れて一気に読み終えてしまいました。普段はネットばかりで本を読まない私でもお世辞抜きで本当に面白かったです。部活動の顧問の先生はじめ、組織の上の方にいらっしゃる方はもちろん、スポーツを競技としてしている生徒・学生さんも読まれると良いと思います。

週末、また読み返そう📖。

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