見出し画像

「なんとなく」に従って生活したら心地よかった

本を読んでいる時、出会った文章がある。

「いま掃除したい!」
「いま物を捨てたい!」
「いまスープを作りたい!」
体の底から湧く衝動は、最良の家事タイミングです。

「なんとなく好き」「なんとなくいやな気持ちがする」。そんな「なんとなく」こそが、もっとも信頼できる感覚です。

愛のエネルギー家事
加茂谷真紀

私はたまに無性に掃除したくなる日が来る。
だけど「毎朝掃除する」ってルールを作ってしまって、出来なかった日は自分を責めてしまう。
でも「なんとなく今日掃除したいな」って日が来た時に掃除すればいいのか!って当たり前のことなのに目から鱗が落ちた。
ここは会社じゃない。住んでいる人間が心地よければいいのだ。

こうして、「本の内容をすぐ実践する協会」の会員である私は、「なんとなく」に従う生活を始めた。
「なんとなく」生活で良かったことが3つある。

1.月初めに立てる目標の立て方が変わった。
今までは「毎日○○をやる」系の目標が多かったけど、「お花見したい」とか「スタバの新作が飲みたい」とか、わくわくする目標を立てた。
自分に課すルールを目標にしない事で、出来なかった日を責める日々がなくなって、気楽に生きられるようになった。
私にはわくわく目標が向いているみたい。

2.いい出会いがあった
散歩中なんとなく「この道行きたいな」って思って行ってみるとゴールデンレトリバーがお散歩していて触らせてもらえた。飼い主さんもいい人でるんるんで家に帰った。
別の日は、なんとなく出掛けたい気分だったので、駅で電車を待っていると、台湾人の女性に話しかけられて、そのまま目的地までおしゃべりした。
ただのお出かけが、印象に残るお出かけになった。
たまたまかもしれないけれど、私にとっては大事な思い出が出来てとても嬉しい。

3.身体の負担が軽減した
低気圧や生理でなんとなく食べたくない日がある。
今までなら無理して食べていたけれど心の声に従って食べなくなった。
そしたら胃に負担がかからず楽に1日を過ごせるようになった。


「なんとなく」で過ごしたら想像以上に心地いい生活が待っていた。
心の声に耳を傾けるのは、自分を大事にする事にも繋がる気がする。

これからも「なんとなく」に従う生活が続かもしれないし、「なんとなく」辞めるかもしれない。
それはその時考えよう。

この記事が参加している募集

やってみた

今こんな気分

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?