認知症とてんかん
高齢者でも増えるてんかんの症状とは?
乳児や幼少期には良く見かけるけいれん発作。実は高齢者でも増えることが知られています。
てんかんでも、乳児にみられるような痙攣や目を見開くようなことがあれば、わかりやすいです。しかし高齢者では、ちょっとボーっとするなどが、てんかんの症状であることもあります。
事例
脳出血が発作の原因になることもある
おそらくこの出血自体は麻痺などが出ず、気が付かないほどの軽いものであったのだと思います。こういうことはたまにあります。脳出血後、しばらくしてから脳の中の微弱な電気の流れが変わり、疲れや睡眠不足、テレビなどの刺激によりてんかん発作を起こしたものと考えられました。
きちんとした治療薬がある
このてんかん、きちんと治療薬があります。治療するとてんかん発作が抑えられるだけでなく、認知機能が良くなることもあります。主治医の先生に相談していただくことをお勧めします。
また、今回はMRIで異常所見がありました。異常所見がない場合もありますので、繰り返すようであれば専門医を紹介してもらうことをお勧めします。
認知症に関する本も出版しました!
最近出版した認知症に関する本です。認知症に1人で向き合わない!を合言葉に、こんな症状が出たら、誰に相談するか、どんなサービスや制度を使うかに焦点を当てました。よろしかったらお手に取っていただければと思います。Kindle版もでました。
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本日の画像はsora_iro55さんにお借りしました。ありがとうございます。
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