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単語の本質を理解すること

こんにちは。本日は分かりづらい単語の本質の話をしたいと思います。
以前にも書きましたが、今の教育現場は色んな新しい単語が飛び交っており、その本質を理解しないと教育を受ける意味がないと言っても過言ではない気がします。
まぁ、使わなければいいんですけど、昨今の事情ではそうも言ってられないと思います。
単語の本質を理解してもらうための教材でも出そうかなと個人的に思っているぐらい危機感があるので、記事にします。

【What is a ”探究”?】~探究ってなに?~

例えば、探究の難しいところって何?って改めて問われた時に、以前であれば課題設定云々の話をしました。
最近は、そもそも探究の時間に何をしたら良いか?目的は何か?を先生も生徒も理解していないままスタートして誰も何もよくわからない…という方が多い気がしてなりません。
単語、単語の意味を理解することからスタートすることは重要なことだと思います。
知り合いの先生で、What is a 'Research Question'?を生徒に考えさせた授業がありました。
Research Questionも一見ResearchとQuestionなので、ほとんどの方が知っている単語の組み合わせですが、分かりづらい単語の代表格だと思います。
分かるようで分かりづらい単語ほどしっかりとした理解の元、進めないといけないと感じた授業でした。

教科の授業ではやっている?

思い出せば、教科の授業では単語の意味をしっかりと授業で取り扱っていると思います。例えば数学で言うなら、2次方程式、三角比など分かりづらい単語の解説をしっかりやっていた(生徒の理解はともかく)気がします。
まぁ、15年以上前の話なので、今の授業は分かりませんが、とはいえやっているのではないでしょうか?
そのように考えれば、教科授業の専門単語はしっかり解説するのに、探究とか教科専門性がない単語の解説は薄い気がしました。

教科横断で使用する単語の解説

探究、振り返り、クリティカル・シンキングなど教科関わらず活用する単語の意味をしっかり説明する機会はあるようでない気がします。
その意味では、教科専門外で担当の教員がいるといいと思う一方、恐らくその贅沢は叶えそうにもないのが実態かと思います。
LHRなどで話をするしかないかと思うのですが、うーーん、もしご依頼があれば自分が話したいな…と思ってしまいました(笑)
それはともかく、色んな教科、教科外で使用する単語は誰かがしっかり説明した方が「何のためにやっているか分からない」という状態にはなりづらいと思います。

先生も生徒も共通理解の元で進めることがとても良いと思いますし、また、すべての学校でそのような状況になることを願っています。

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