フィールドワークにおける学びとは
こんにちは。今日はフィールドワークにおける学びについて話をしたいと思います。生徒さんのフィールドワークでご一緒させて頂く機会を頂きまして、私自身も色々なことが見えてきたので、それをまとめます。
@城ヶ島でのフィールドワーク
京急線での終着点でもある三崎口駅から更にバスで南に移動すると城ヶ島という島があります。
私は場所も知らなかったのですが、ここは地学では有名な場所らしく、色々めぐりました。
見事に晴れたのですが、夏で日陰がないので、大変でした笑
自然が生み出したいくつもの地層や、地形がありそれを見るだけでも非常に価値があるフィールドワークでした。
アーチ状になっている素晴らしい景観です!
これも自然が作りだしたものと思うと感慨深いものがありますね。
この場所だけで地学に関することがほとんど学べるという場所で更に見どころが色々あって行ってよかったなと思いました。
フィールドワークを学びに活かすために
この城ヶ島の例にすると、すぐに思いつくのが、「地学の基礎を学ぶために行き、それをまとめてレポートにする」ということかなと思います。
地形や地層のこと、また江戸時代の噴火の影響や、大正時代の関東大震災の影響もあるので、「歴史との繋がりも含めて考える」ことも出来るかと思います。
ただ、他にも「化学、物理の視点から見る」などが色々な視点が考えられるのかなと思います。
いずれにしてもフィールドワークだと行っておしまいにならないためにも、今後どう活かしていくかが重要なことだと考えています。
教科横断の考え方を養う
フィールドワークではひとつの現象を色んな視点を考えることが出来るかと思います。
もちろん、ひとつのことを深く研究するためのフィールドワークもあっていいかと思います。城ヶ島だと地学だけでも色々なことが学べるかと思います。
ただ、城ヶ島を題材にして地学だけではなく、様々な視点から考え、結果的に教科横断的な考えでまとめることが出来るとすれば、教科横断的な考え方を養うのには、フィールドワークは非常に良い題材と思いました。
特に高校は教科専門性が強いので、フィールドワークでは一つの教科の視点だけではなく、色んな教科視点で考えることが可能な材料だと思うので、教科横断的な視点を持つためにも、フィールドワークを是非取り入れて欲しいと思った次第です。
色んな場所でのフィールドワーク
城ヶ島だけではなく、色んな場所でのフィールドワークが考えられるかと思います。例えば、東京でも場所によっていろいろな顔があります。
それを一から考えていくのも面白いかと思いますし、全国各地に複数の視点で考えたら、別の顔が浮かんでくる場所も色々あるかと思います。
私がこのフィールドワーク参加して今後に活かそうと思ったことになります。
「全国各地の場所自体を教材にして、それぞれで教科横断的な学びの場所にしたい」
教科横断の視点も考えて教育をアップデート出来ればいいなと考えた次第です。
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