探究学習の本質(教員視点)
こんにちは。本日は探究学習の本質(指導者視点)の話をしたいと思います。
教員視点というのがポイントで、次は学修者視点も書きたいと思います。
探究学習で教員が何を目指せばよいかを考えるのは非常に重要なことと考えています。色んな視点があるので、それを書いていきます。
色々なことが繋がる
探究学習を取り巻く教育は色んな事が絡み合っていると考えています。
学習観の事から始まり、資質・能力の育成、アクティブラーニング、学力の3観点、リフレクション(振り返り)などなど。この「探究」というワードを知るには、様々なことを勉強する必要があると思います。これは教員が試されているといっても過言ではないと思います。
更に言うと、それぞれの言葉にしっかりとした意味があり、その解釈をしっかり自分の言葉で説明しないといけないわけです。
私の記事を引用頂き「言葉の因数分解を」という素晴らしい記事にまとめているので、是非ご覧ください。
教科指導に繋がること
これらの知識を探究(=総合的な探究の時間)だけで活用するのは非常にもったいないと思います。やはり教科指導に繋がらないといけないと思います。
ここで言いたいのは、「総合探究は総合探究、教科は教科」という考え方がまだまだ多いということです。
言葉の解釈をしっかりすれば、教科指導に応用できることはたくさんあるはずです。
総合探究は学習指導要領では、3年間で最大5単位、多くの学校では、3単位しかありません。だとすれば、教科指導に活かさないとどうしようもないと思います。
特に、資質・能力の育成という考えから授業改善を行って欲しいものと思います。
教員の成長へ
最近「教師教育」(※「教員養成」とは違う)という言葉を知りました。要するに教員の成長をどのように設計していくか、です。教員は生徒に成長して欲しいと誰しも思っているはずですが、教員自身の成長が置き去りにされているのでは??と思った次第です。
教員の成長無くして、生徒(学修者)の成長はないと思います。
その教員の成長を促す一つの手法が「探究」ではないでしょうか?
「生徒にどうなりたいか」を考えさせるのが教員の役目だとすれば、「教員自身がどうなりたいか」を考えないといけないと思います。
このようなこと一つ一つを教員が考えれば、自ずと教員自身の成長になるはずですし、それがまさしく「探究」なのでは?と思っております。
教員自身の成長にも「探究」の考え方が必要ではないか?ということでまとめさせて頂きます。
ご覧いただきましてありがとうございました。
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