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新卒入社した会社をたった1年で辞めた3つの理由。


僕は、新卒で入社した会社を1年で退社しました。
そうです、たった、、、、、1年で。

「とりあえず3年」なんてよく聞きますよね。
僕も退社前にいろいろな人に相談したとき何度も言われましたし、自分でもとりあえず3年働くことの意味や価値をなんとなく理解しているつもりでした。
それでも、、耐えられなかった。3年働かずに退社を決意した理由をお話します。(前提として営業職として入社しています!)

退社理由① 入社前とのギャップ

特に、扱う商材に大きなギャップを感じました。
就職活動の時から希望していた業界だ!!!と思って入社したら、扱っている商材の規模がとても小さく、とても地味な内容だったのです。
分かりやすい例を出すと、2016年に日テレで放送されていた石原さとみ主演の「地味にすごい!校閲ガール」みたいな感じです。ファッション誌の編集者になりたかったのに校閲をしてる、、、みたいな。
僕の場合は、配属の部署どうこうよりも会社自体の事業内容にギャップを感じてしまいました。

退社理由②   憧れの上司が、、0

「○○さんみたいになりたい!!」「○○さんについていきたい!!」
と、仕事面で思える上司が1人もいませんでした。
勿論、とても可愛がってくれる先輩や、面白い先輩、大好きな先輩はいました。ですが、仕事の面でこの人のスキルをマネしたいと思う人や、ついていきたいと思える人を見つけることができませんでした。

その理由の一つに、僕のいた支店の営業職の年齢構成が関係していると思います。
若い先輩がとにかく少なく、入社3年目の先輩が2人(25歳)、4年目の先輩が1人(26歳)。
その上となると、30代半ばが1人あとは40代以上が5人ぐらい。
営業で結果を残すためには、長年の経験や人脈が必要な業界ということもあり、若い人の活躍が少なく、むしろほとんど毎日怒られている姿をただただ見ていました。

ここまでの理由は、新卒あるあるというか割とどの会社にも同じようなことがある思いますし、むしろ①の理由なんて就活の時に自分がしっかり調べてなかったせいですよね。
この2つの理由だけでは、退社してなかったかもしれません。次が、僕の退社の決意を固めたんです。

退社理由③   配属先にいた新人クラッシャーX

この人のおかげで、配属後はほぼ毎日泣きながら家に帰っていました。

この上司をXさんとします。
Xさんは40代後半の関西人。もともと違う支店にいたのですが、僕が入社した年に僕の支店に移動してきました。移動してきた理由はあくまで噂ですが、新人をやめさせ過ぎて。Xさんの部下になった若手のほとんどが退社しているみたいです。

そんなXさんの部下として配属されたのが、僕と40代前半のYさんの2人。(しかもこのYさんも、元々部署のリーダーをしてたみたいですが若手を休業においやったことがあります。)

研修の時とは異なり、ほとんどの時間をXさんと過ごすようになるのですが、配属2週間でもう無理、、、と帰宅途中泣きながら友人に電話をするようになりました。

何が1番無理だったかというと、Xさんの求める仕事のレベルや新人としてのあるべき姿の理想が高すぎて、とてもついていくことができなかったことです。Xさんに言われることすべてが正論でした。ですが、その正論をただ投げられるだけで、1対1のコミュニケーションというより、Xさんの自論ライブをひたすら聞かされている感覚です。時には、就業時間を過ぎてから2時間2人きりの会議室で話をしたり、若手のうちはたくさん残業をした方がいいと残業を推奨されたりしました。

このXさんと関わっていく中で、Xさんとは関係ない何気ない業務中に涙があふれたり、仲のいい先輩に少し注意されただけで深く傷ついてしまったりと、精神的に病んでしまうことが増えました。
このことが後押しとなり、様々なことを考えて悩んだ結果退社することを決意しました。



私は退社する前に、人事やいろいろな先輩方に相談をしたりカウンセリングを受けたりと、できる限りの方法や最善の策を探しました。(このことについて後日noteに投稿しようと思います。)ですが、当時の私にとっての最善の策が退社することだったのです。

きっとこの投稿を読んだ人の中には、僕や僕のおかれた環境を「甘えだ」「逃げだ」「弱い」と感じる方もいると思います。また私のなかでも、「もしこの状況に耐えて乗り越えることができれば、きっと大きく成長できたかもしれない」と思うこともあります。

ですが、今日まで退社したことを後悔したことは一度もありません。それは、心から挑戦したいと思える仕事を探し内定をもらったことや、これまで「いつかやろう」と先延ばしにしていた趣味や勉強の時間をゆっくりと確保することができているからです。(noteの投稿を始めたこともそのうちの1つです。)

また、私はたった1年で退社をすることがいけないことなのではなく、理由もなく、解決策を考えることもせず退社をし、そのあとなんとなく生活をして時間を無駄にすることが良くないことだと思います。

と、まだまだなんのスキルや結果も出していない私ですが、将来に向けて日々勉強を怠らずに頑張っていきたいと思います!!!!


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