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//旅のスタイルブック//+Scene ヨーロッパ 春の庭園から

「ヨーロッパの春の庭園」と呼ばれているオランダのキューケンホフ公園。

3月の終りから5月中旬にかけての1ヶ月半限定でオープンする世界的に有名な球根花の公園です。広大な敷地には約700万以上の球根花が植えられ、4つの屋内パビリオンとともに私たちを楽しませてくれます。

この公園にオランダ滞在中、通算11年の間20回は行ったのではないでしょうか。家がこの公園に近いこともあって車でよく出かけて行きました。

今回はその間撮りためた写真の中からほんの一部ですがご紹介していきましょう。

早春の清々しい空気とともに緑濃い森の中に咲き誇る色とりどりの花々、騒音もなく聞こえてくるのは鳥のさえずりだけ。

寒く暗い冬が終わって、やっと春を迎えるヨーロッパの人たちにとって、この公園はまさに「春の庭園」

この時期ヨーロッパをはじめ世界各地から観光客がこの庭園を訪れます。

チューリップの種類も数百種類? 

本当にたくさんのチューリップが咲き誇ります。

公園の設計は、色彩豊かで繊細なバランスが計算されており、見る人の心を引きつけます。

桜との競演です。桜は日本のものとは少し種類が違うようです。
ツツジとの競演もあります。

ムスカリの花を敷き詰めた「花の小川」なんとも良いレイアウトです。

チューリップは、オランダのアイデンティティーと深く結びついています。17世紀、オスマン帝国から導入されたこの花は、たちまちオランダ社会において高価な投資対象となり、「チューリップ・マニア」と呼ばれる現象を引き起こしました。現代では、オランダは世界最大のチューリップ生産国であり、この花は国の経済にとっても重要な役割を果たしています。

オランダと言えば、風車とチューリップとチーズ、と言われるように、オランダの象徴の一つにもなっています。

◾️キューケンホフ公園の行き方

・2024年版の行き方。スキポール空港から専用バスで行くことが可能です。


・公式ホームページはこちら。庭園マップもダウンロードできます。


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