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ひとり暮らしとわたし、そして実家

11時45分、お昼。
風はあるけどあたたかい太陽に照らされて、ペットのうさちゃんがごはん食べてる音を聞きながら。

明日、3週間ぶりに帰る自分の家。ひとり暮らしの家。
においもあの明るさもすべて、思い出せるのだけれど、思い出せないような。そしてどこか思い出したくないような。そんな気持ち。

今年の1月に選んだ部屋に、新卒で入社した会社の思い出とともにあそこに住んでいる。

たぶんそれは思い出なんかじゃないんだろうな。

思い返しても、愚痴とか苦しいことがたくさんつまった時間。楽しかったこと、やりがいを感じたことはすくなめに入っている感じ。いや、ちゃんと入っているだろうか。

実家の近く。カメラのおかげでさんぽが3割増でたのしい

そんなことを思い出しながらいると、なんやかんや家族がうるさいと感じるこの実家も愛おしい気にもなってくる、でも1人にもなりたい。わがまま。

茨城にいると、比較的わたしは自由なのだ。
自由だ、家の外のどこにだっていけるし、なんでもできちゃうんだ、と思うことができるのだ。
それが今の家では、どうしても今の家しかわたしの居場所がない。
今住んでいる街は結構好きだ。住みやすいし便利だし、家の中も好き。

それでも。

どこか息苦しさがあったり、わたしはひとりだ、というのを突きつけられるような感じだったり。そんな空間。
言うなればそこに閉じ込められているというか、
そこでしか息ができない感覚、
自分が行ける場所は限られてるんだという感覚がある。

こんな気持ちで今の家に戻って果たして大丈夫だろうか、そんなのはわたしの周りにいる人たちよりもわたしがいちばん心配している。

今の家でもある程度たのしいか、
まあこれでもいっか、
をできる暮らしがしたい。

日が落ちる直前

何かを変えなくてはいけない、
変えずとも、方向性を改めて考え直さなくてはいけない。

そんなことを考える、師走、年の瀬。

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