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誕生日だった

先日誕生日を迎えました。
インターネット上で「瀬川月菜」なる人間として活動し始めたのは十代の頃でしたが、当時のことを思い出すとあっという間だなと思います。毎年。懲りもせず。「よく生きたな」と。
「二十歳になる頃には生きてはいないだろう」と思っていましたが、これがなかなか、それなりに生きている。

気付いたら二十歳を過ぎていて「あっ、生きてるな?」と思ったのも昔の話になってきましたが、二十代。
うーん、大小の波があってメンタルが死んだときもあったけれど。
楽しい、よなー。十代の頃に比べてはちゃめちゃに楽しい。

大学で好きなことを勉強して。
めちゃくちゃ本を読んで。
小説書いて。同人誌出して。公募に出して。
カラオケしたりボウリングしたり旅行行ったり、友人たちと遊んで。
これでもかとアニメ見て。
ゲームして。
好きな服を似合わないながらも一生懸命着て。
社会人になって知り合う人が増えて。
下手だけれど化粧して。爪塗って。
可愛いアクセサリーを見に行ったり買ったりして。
たまに都会に一人で遊びに行って。
本屋さんで一万円札を握りしめて本を吟味して買って。
夜中にカップラーメン食べて。
料理して、試行錯誤して。
仕事の帰りに本を読んで、わくわくしたりときめいたり元気もらったり。
そのうちに自作が本屋さんで売られるようになったりもして。

十代は十代でいいことはあったんです。あったと思う。
でも「辛かった」し「生きづらかった」ことがすぐに浮かぶので、あまり幸せではなかったのではないでしょうか。

要は私は私を幸せにしてあげられなかったんだな。
自分の好きなことをしていいと言ってあげる勇気もなかったし、そうする努力もできなかった。
社会に適応できないことを人より劣っているからだと思って、色んなものを諦めた。
自分の精神をコントロールする方法を知らなかったし、知る方法がわからなかった。

それが「子ども」なのだと言えばそうなのだろうけれど、あまりにも未熟で、ものを知らなさ過ぎて可哀想に思いました。自分のことですけれど。いまもそんな感じなのは置いておいて。

「幸せ」は「快楽」「堕落」とは違って、良心や向上心のもとに律せられたいまの自分からより良い自分になるためのもの、あるいは心身を癒すもの、楽しませるもの、なのでは、ない、かなー……?

なんてことを語るには、私はまだまだ青すぎるのです。
いつ熟すかわからないけれど、多分一生青くていいんじゃないかと思っています。懸命に青さを叫んでいくよ。

誕生日おめでとう。
そしてありがとうございました。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。


今日の進捗。
・書き物作業(5.5h)
・note更新。
・インスタ更新。

今日嬉しかったこと。
・早く起きたのでヨガをやってから書き物作業にスムーズに行けた。時間を作るって素晴らしい。
・お布団最高に気持ちがいい。冷房万歳。

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