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運動を始めよう！と思ったら最初にやってみるフローチャート

澤渡 知宏｜理学療法士

みなさん、こんにちは！
理学療法士の澤渡です。

「運動を始めよう！と思ったら最初にやってみるフローチャート」を作成してみました。

※フローチャートをアップデートしています。（2022.5.27時点）

フローチャートに一部無限ループが続くと指摘いただき、修正いたしました。（2023.4.19時点）※フローチャートは修正済みです。

医療機関に勤めていて思うことは、何かしらの痛みがあった人がリハビリを行った結果、良くなって終わりではなく、また痛くならないように予防した方が良いということです。

そのため医療機関で何かしらの治療を受けて症状が改善した場合、出来るだけフィットネスジムなどの民間施設で予防していただくよう提案しています。

図１：メディカルで行う予防とフィットネスで行う予防の違い

外来の整形外科で行う理学療法士としての役割は2つ。

（1）急性的な痛みを慢性化させないように予防すること

（2）症状が再発しないように予防すること

この2つがとても大切だと個人的に思っています。

どちらも重要な役割がありますが、医療機関では急性的な痛みや症状を慢性化させないように予防することが重要になりますし、フィットネスなどの民間施設ではより良い状態を維持し続けるために、そして医療機関で治療を行った方がまた症状が再発しないように予防することが大切です。

そのため、症状が改善されたら「これからまた痛くならないように運動習慣身につけてジムなどに通った方が良いですよ！」とアドバイスをします。

そうすると大抵の場合、「ジム行っても何やればいいですか？」と答えが返ってきます。

このように、運動しなさいと言われても実際、自分にとってどんな運動が良いか分からない場合がほとんどだと思います。

よく考えると私の提案自体、無責任だなと反省したため、今回のフローチャートを考案し作成しました。

それでは早速やってみましょう！

質問に対して「Yes」または「No」で回答し、たどり着いた答えがあなたに合った運動方法です。回答に迷う場合はご自身の今の直感に従って進んでみてください。（※結果はあくまでも個人の参考としてご活用ください）

※ こちらのファイルから無料でPDFファイルをダウンロードできます。

結果のフィードバックについて

ここからは結果のフィードバックについてご紹介していきます。

結果は運動の成果や継続を保証するものではありません。個人の参考情報としてご活用いただければ幸いです。

▶ 01. エンターテイメント系フィットネススタジオ

エンターテイメント系フィットネススタジオにたどり着いたあなたは、サイクルスタジオや暗闇の中で行なう格闘技系クラス、さらにEMSなど最新トレンドを活かしたフィットネススタジオがおすすめ。

以下、エンターテイメント系フィットネススタジオを紹介しています。

上記リンクはエンターメント系フィットネスで検索してくると上位に出てくるサイトです。ご参考ください。

▶ 02. ホットヨガスタジオ

「代謝を高めたい」、「汗をかいてリフレッシュしたい」という方はホットヨガスタジオなどがおすすめ。

ホットヨガの特徴は温かい温度管理された室内で運動することでしっかりと汗をかけること。

普段汗をかいていないなと思う方や激しい運動が苦手という方もおすすめです。

▶ 03. パーソナルトレーニング・コンディショニングジム

自分に合った運動を知りたい方はパーソナルトレーニングジムがおすすめ。

パーソナルトレーニングの最大の特徴はなんと言ってもトレーナーとマンツーマンの指導を受けることで正しい運動方法、質の良いトレーニングを行い、目的や目標を最短で効果を出せることです。

トレーナーとスケジュールを合わせて行う予約制なので運動が継続しないという悩みも予約による強制力があるため「今日はやりたくないなー」と簡単にキャンセルする訳にもいかず、運動が継続しやすいことも利点です。

筋トレやボディメイクを主体としたパーソナルトレーニングジムが一般的ですが、最近では姿勢や動きの質を高め、カラダの調子を整えながら健康を維持することを目的としたコンディショニングを主体としたパーソナルトレーニングジムも増えてきているためこちらもおすすめです。

▶ 04.ヨガスタジオ

ヨガには柔軟性の向上など身体に対する効果だけでなく、心に良い影響を与える効果も期待できます。

疲れが取れなかったり、睡眠不足の傾向がある方はおすすめです。

ストレッチ感覚でちょっとした合間に運動することができることも特徴です。

▶ 05.ピラティススタジオ

リハビリに基づいてつくられたピラティスでは、身体への負担をかけることなく、インナーマッスルを鍛えることにより、姿勢の改善へとつながり、身体のパフォーマンスを向上させたり、ケガの予防などに効果が期待できます。

運動が苦手な方でも無理なく体を鍛えられることもあり、人気のエクササイズです。

▶ 06.ダンススタジオ

音楽に合わせて楽しくカラダを動かしたい！という方はダンススタジオがおすすめ。

ダンススタジオはハードルが高い印象がありますが最近では初級クラスなども増えており、チャレンジしたいものから参加してみてください。

▶ 07.スポーツジム（24時間GYMなど）

自分の好きな時間に行けることが24時間の一番のメリットです。

ジムによっては最新のランニングマシーンなどでネット動画なども見れる（個人アカウントが必要）ので好きな動画を見ながら運動をするのもおすすめです。

運動習慣を身に付けて自分のペースでジム通いの習慣を作りましょう。

まとめ

今回は「運動を始めよう！と思ったら最初にやってみるフローチャート」を作成して紹介いたしました。

「運動を始めなきゃな！」と思ったり、誰かから「運動したほうがよい！」と言われても実際、自分にとってどんな運動が良いか分からない場合がほとんどだと思います。

運動は「始めること」よりも「続けることの方が大切」

運動は「始めること」よりも「続けることの方が大切」だと考えています。

運動を始める前に自分にとって何が合っているかを知る方法があれば運動に対するハードルは少し下がり、自分に合った運動をするきっかけに繋がると思います。

そして自らの意思により選択した行動は人から指示されて行うよりも継続されやすいという研究もあります。

ほんの少しでもこのフローチャートが運動を始めるためのヒントになりお役立ていただけることを願っています。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

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