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J-Pop界の「ホワイト・アルバム」/ サザンオールスターズ 「さくら」

世界的に有名なバンド「ザ・ビートルズ」
そのビートルズが1968年に発売したスタジオ・アルバム
ザ・ビートルズ」通称、、、『ホワイト・アルバム

このアルバムはビートルズのオリジナル・アルバムとしては唯一の2枚組のアルバムであり、あの「Hey Jude」や「Yesterday」のような誰もが知るヒット曲は入っていないのです。
でも、このアルバム1枚で、、、
ハードロック、フォーク、スカ、実験音楽、クラシック、などの
様々なジャンルの音楽が聴けると言っても過言では無い、、、そんなアルバムだと思います。

私は思いました。
「邦楽でも、ホワイト・アルバムみたいな一枚無いかなぁ、、、」

一枚、ありました。
あったんです!!!!!

そのアルバムが、、、
1998年 10月21日リリースされた、サザンオールスターズ「さくら

このアルバムも全体的に「ホワイト・アルバム」と似ている箇所があったんです!
サザンといえば、、、
「TSUNAMI」「いとしのエリー」「真夏の果実」「勝手にシンドバット」「涙のキッス」「希望の轍」などといった超有名曲が多くある、、
「夏」を代表するバンド!ですよね。

そんなサザンにも「暗黒時代」がありました、、、
その時代に出たのが「さくら」でございました。

このアルバムの収録曲は
かなり人気のあるシングル曲
「LOVE AFFAIR 〜 秘密のデート」が入ってますが、
それ以外はかなりマイナーな曲ばかりでハードコアな感じです。
(桑田さんは当時の洋楽に便乗したせいでこんな感じになりました。)

1. 私の「サザンオールスターズ」との出会い

実は、私がサザンオールスターズにハマったキッカケが
この「さくら」でした!
一般的にはベストの「海のYeah!!!!!!!!!!」や超ヒットしたシングルとかで
ハマる人が多いですが、、、私はコレでした!!

サザンにハマる前までは、かなり洋楽にドップリハマっていたのですが、
とある日。
Spotify の シャッフル再生でこの曲が流れてきました。
「01MESSENGER 〜電子狂の詩〜」
(1999年の初の東京ドームでの映像でご覧くださいませ。)

「おっ?これサザンなのか??全然爽やかちゃうやん、、、」
そこから少しずつ掘っていきました、
そして行き着いたのが、この曲。
「PARADISE」

これで見事にハマりました。
そしてそこからデビュー当時のアルバムや最新モノなどを聴いていきました。

2. サザンの「暗黒時代」とは、、、?

さぁ、話を戻しましょう!
先程言いました、「暗黒時代」について、、、
当時のサザンはかなり挑戦的でございました、、、
シングルは今までより、、、それほど売れなかったのです。
最高順位も「4位・5位」と先行きが曇り、あまり見えていなかった様です。
そんなサザンが98年秋。
前作「Young Love」から1年半ぶりに、、、「問題作」を発表しました。
順位はなんと「1位」。
久々だったため、ファンからもかなり期待をされてた感じですね!

そんな問題作「さくら」は総レコーディング時間は3000時間に及び、1985年発売されたアルバム『KAMAKURA』で記録した1800時間を超え、当時のオリジナル・アルバムとしては最も長期にわたるレコーディングとなったそうです!!

それを初めて聞いた時の私は、、、
3000時間も!?!?!?!?
サザンさんめっちゃ頑張って作ったんですね、、、
(そりゃ問題作だわ、、、)

じゃあその「さくら」から、、、
オススメ曲をレビューしていきます!!

3. アルバム「さくら」のぜひ聴いてほしいオススメ曲!

『CRY 哀 CRY』

この曲はシングル「PARADISE」のB面曲(カップリング曲)で
とても和な歌詞とハードロックな曲調が混ざり合った曲でございます!
歌詞が「雅白たへの 霧らふ天霞 月は十六夜 垂ゆる影」といった
日本の古文で書かれています。

あのサザンの爽やかで明るいイメージとは真逆な、、、暗い曲なのですが、
聴き入っちゃいますね、、、。

『(The Return of) 01MESSENGER 〜電子狂の詩〜 <Album Version>』

この曲はシングル「01MESSENGER 〜電子狂の詩〜」のアルバムバージョンでございます。
シングルバージョンはロックテイストが強いですが、このアルバムバージョンは、、、テクノサウンドなテイストが強いでございます!

気になった方は是非シングルバージョンも聴いて、聴き比べしてみるのも
アリアリですよ!!!!

4.「暗黒時代」からの脱出。

サザンの問題作「さくら」発売から5ヶ月後、、、
1999年にリリースされたシングル「イエローマン 〜星の王子様〜」
('98年渚園ライブで「勝手にシンドバット」を封印し、その代わりとして
創られたのがこの「イエローマン」らしい)

順位はなんと「10位」。
大失敗でした、、、。

このように'98年〜'99年のサザンはとても実験的でチャレンジャーだったのですが、実験は成功しませんでした。

そんな暗黒時代にやっと光が!
サザンオールスターズ 年越しLIVE 1999〜2000 「晴れ着 DE ポン」
新曲」として披露され、2000年1月26日にリリースし大ヒットを遂げた
誰もが知っている名曲、、、
TSUNAMI

この光のおかげでサザンは「暗黒時代」からの脱出が出来たのです!

いかがだったでしょうか、、、?
2024年のサザンの活動といえば、、、
最後の夏フェス出演になるROCK IN JAPAN FES参戦だったり
今冬に9年振り16枚目のオリジナル・アルバムをリリースする事が決まったり
今後のサザンオールスターズの活動がとても楽しみですね!!

今回はここまで!!!

次回も私がオススメしたいアルバムを紹介・レビューします!

今回も読んでくださりありがとうございました!!
また次回ッッッ!


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