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教員が転職する際のポイント

学校の先生が転職することはハードルが高いと感じている方も多いかと思います。私は2023年に公立高校を退職し専門学校教員になりました。前回の記事で転職サービスについて紹介しました。

今回は教員が転職するって難しい?忙しいから転職活動はできないのでは?と考える方も多いかと思います。いくつかポイントを絞って説明いたします。


転職活動そのものはノーリスク

転職エージェントにも言われたことの受け売りですが、お伝えしたいのは転職活動そのものはノーリスクです。
転職活動していることを上司や同僚に伝える必要はありません。また、本格的にやるかどうかは自由です。「どのような仕事があるのだろうか?」といった緩い気持ちでスタートすることもできます。また、自信のキャリア観にも繋がっていきますのでやって損はないかと思います。
また、転職活動する中でやっぱり「教職が良い」と仕事の魅力を再発見される方もいます。


教員が民間企業への転職は難しい?

これまで数々の転職サービスを使っていく中で、職歴が大きく影響していると感じました。私は大学卒業後から教員をやっておりましたので民間企業での経験はありません。なので資格や副業等でスキルを身に着けておくことはアドバンテージになるかと思います。
どの企業に面接を行っても必ず転職理由について聞かれます。世間にとって教員という職業は安定しているように見えるため、なぜ転職するのか、その理由を知りたいからです。

企業が見ている教員への先入観

私も経験があるのですが、教員は時間に守らない(=時間コストを意識しない)方が多いです。先生方は多くのタスクを抱えていますから多少締め切りが遅れても許容されている雰囲気はありました。自分自身もそれに甘えてしまっていたこともあります。
民間企業にとっても教員は時間に守らないと思われている方もいますので、転職活動する際は以下の点に気をつけたほうが良いかと思います。

  • 自分のスケジュール管理は徹底する

  • 提出書類については迅速に提出する

当たり前のことを並べましたが意外と期限を守れない方がいるようです。
面接だけでなくスケジュールの調整なども企業は見ていますので、その点を注意できれば大丈夫かと思います。


教員は忙しいから転職活動ができない?

私自信も抱えている業務が多かったため正直時間を取ることに苦労しました。
しかし、最近の転職活動では履歴書・職務経歴書はデータで送信します(紙の履歴書は1枚も使用しませんでした)。また、面接はZoom等のリモートで行うことがほとんどで、最終面接にて対面形式というところが多いです。内定をいただくまで終始リモートというところもありました。
面接の調整が最も苦労しましたが、午後年休等を用いてどうにか調整しました。迷っている方は転職サービスに登録し、どのような職種や企業があるのかを探り転職活動を進めてみることをお勧めします。

もし、教員の方で転職について聞きたいことがあればお気軽にDMください。
少しでもお力になれば幸いです。


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