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劇場版 名探偵コナン 黒鉄の魚影 感想

4月14日に公開されて大好評で初の興行収入100億も超えるのではと言われているのが劇場版 名探偵コナン 黒鉄の魚影

OP成績(公開から3日間の興行収入)はつい最近社会現象になった劇場版鬼滅の刃に次ぐスピードらしい。

とまぁ自分の文章力に自信がなく凄い事実を並べて簡単に興味を持ってもらう前書きはこの辺りにしとこう。

公式H Pから

さあこっからは熱量満載で!!!!

自分がコナンをどれくらい好きかというと、物心がついた時からコナンを毎週見ていて中学生頃から自分のお小遣いで中古を交えつつちょっとずつ漫画を全巻買い揃え劇場版13作品目の漆黒のチェイサーからは毎年映画館に行っており高校生ではコナン好きすぎて一部のクラスメイトからはコナン君と呼ばれるほど(それはどれくらいやねん)

とまあ賢くはないので考察とかはからっきしですが、コナンの考え方や周りの人に勇気を与える生き方、そして最後まで希望を捨てないところ、そういうところが好きです。

今回の映画の個人的に特に良かったところを1つずつ書いていきます。

あ、完全にネタバレ有りなのでご注意を!

今作の良かったところ

博士の灰原に対する気持ち

公開日の翌日のアニメ放送も合わせて見ると特にGOODなんだが(TVerで見れます、そのうち多分各種サブスクでも)、よし簡単にアニメがどんなだったかを紹介します。

博士がお金をATMで下ろすのをたまに灰原に頼んでおり、色んなことがあって銀行の方に博士が苗字の違う子供、つまり血の繋がりのない灰原にキャッシュカードを使わせていることを咎められる。(通常本人以外が使うこと基本的に良しとされない)
それに対して博士はこの子はたとえ血の繋がりがなくても大切な家族なんだと熱く訴えるシーンがある。(まあ規則なので銀行の方も気持ちはわかるけど気をつけてねみたいな感じ)
博士が灰原を大切にしている気持ちが溢れた珍しいシーン。

普段の2人の関係でよく描かれるのは博士の食生活を心配して灰原が厳しく食事制限をかけ博士が食べたいものが食べれず嘆いてることが多い。

だが今回の映画の博士はいつもの可愛くて穏やかなイメージとは裏腹に凛々しくてかっこよくて初めて博士の男の顔を見たような気がした。

灰原が組織に拉致されコナンと博士の愛車ビートルで組織の車を追いかける時の「ぶつけてでも止めたるわい」は自分よりも大切な人に向けてしか出てこない言葉だと思う。

そして組織の車は崖から海に逃げ、取り逃してしまいコナンはスケボーで単独で追いかけるも逃げ切られてしまう。

コナンが海から灰原が来ていた上着だけを持って上がってきて、それを見た博士は全てを察して涙を流すところ。本当に自分の娘のように可愛がっているんだと思った。
その後のコナンのセリフが男前すぎてそれもカッコ良すぎる。
「俺が絶対連れ戻す」(見出し画像のやつ)
冷静なトーンでこの熱いセリフはグッときます。

博士は以外にも52歳です


水無怜奈の命懸けのサポート

水無怜奈は黒ずくめの組織にコードネーム:キールとして潜入しているCIAの捜査官であり、度々コナンたちに情報提供をしてくれている。
その彼女のキレ者具合が抜群にかっこよく描かれた映画でした!


潜水艦内に拉致した灰原を客室に閉じ込めロープで手足を縛る際に灰原の手足の出し方がすぐ解けるポーズでしたが逃げれるようにそのまま縛りましたね。お見事!

またその時に灰原に自身のフードの中に盗聴器を仕掛けられるも敢えて無視。これにより脱出に必要な情報を後で灰原は知ることが出来ました。あっぱれ!!

そして灰原が客室で脱出計画の相談を探偵バッジ(無線で会話ができる)でコナンとしているのを盗み聞き、ウォッカに海中でも出入りできる場所は無いかを聞き、盗聴器越しで灰原に伝える。
また魚雷発射口から出るときの注意事項をウォッカに喋らすように誘導し、会話の主導権を握らせていると思わせ実は水無怜奈のペースで会話が進んでいるという匠な技が光りました。かっこよすぎ!!!

これで灰原は脱出出来ると思いきや、ジンに魚雷発射口から脱出しようとしていることがバレてまだ発射口の中にいる時にジンは魚雷を発射させ殺そうと発射レバーに手をかけます…
ここで今作水無怜奈の一番の見せ場!
ジンのレバーを引く手を止めるんです。
ジン、ウォッカからしたら「は?何してんねん」ですよね。
そこですかさず
「今直美(灰原と一緒に脱出しようとしている天才エンジニア)を殺せば組織の求めているシステムが使えなくなる」(的なこと言ってた気がします…マジでもう一回見て聞いてきます!)
と言います。
でもジンに拳銃を突きつけられて「お前の行動は尋常じゃない」と言われますが、まず灰原たちから自分に矛先を向けることに成功します。
そしてその後向けられた拳銃を頭で押し返すという強気の姿勢を見せ、畳みかけるように質問をします!
・今ここで灰原を殺すと組織から脱出したカラクリがわからなくなること
・小さくなったのが本当ならどうやったのか
等々確かこんなことをたくさん。
ウォッカは「キールの言うことも一理ありやすぜ兄貴!」と言い何とか銃を下ろさせることに成功。
そしてそうこうしている間に灰原たちも魚雷発射口から出る事ができ事無きを得たわけですね。

いやーこの一連凄すぎますね。瞬時に納得させるセリフを考える頭の回転とそれを実行出来る度胸、そしてあくまでも組織の為に動いてると思わせる演技力

今回の映画のハッピーエンドは水無怜奈なしでは有り得ない話でしたね!!

ホントにこんなヒリヒリした毎日じゃなくて本堂瑛祐と平和に暮らして欲しい。

灰原の成長

後日追記予定

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