見出し画像

「営業」とは再現性のある科学を読んで

セールスイネーブルメントの著書に書かれている
具体的に何をしたらいいかというテクニック本というより
もう少し大きな概念で書かれていると感じた。

個人的には以下アクションを起こしたので参考になった。

フィードファードとフィードバック

メンバーが再現性のあるセールスをどうやって作るか、
フェーズ管理を行い、ヨミ会でアドバイスをする、
一定仕組みはできていたが正直メンバーの成長実感が感じられなかった。

良く言えば商談を任せていた、悪く言えば放置していた。
だから仕組みとして事前の作戦会議(フィードファード)と
事後のフィードバックを導入し、私が意図することが伝わっているのか
確認する場を設けることにした。

そういった学びがあった点で良い著書であった。

以下は、最近感じたこと。

営業は結果だと言う。その結果は設計されたものか、偶然の産物か。

20年前は毎日昼ご飯を食べる時間もなく商談したという話。
ここから得るものは何か?現代の定義で語ってよいものか?
iPhone発売時と今iPhoneを売る違い。
過去と同じ尺度で話す違和感。

結果が出てOK。では先がない。
マーケットに合わせ営業力を伸ばし続ける、営業にはその責任がある。

俺の時代は中4日の完投当たり前。今の6回100球は楽しすぎ。
正しい面もあれば、合っていない面もある。
正しいという主張のみではかみ合わない。

停滞は衰退。

新しいものを取り入れつつ、過去の良いものを学び
共に否定せず、議論ができる。そこには上も下もない。


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?