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数値化の鬼 を読んで


学びとしては以下2点。

・分解する、分けて分けてさらに分ける
・変数と定数で考える

数字で考えることの重要性が書かれている。

普段から数字で考えることが癖づいている人からは結構当たり前の内容が
多いと思う。

この著書風に言うと自己成長を目的に読む本としての変数ではない
ということ。

数字に自信がある人は読まなくていい。

ただ、数字で考えることはできているようでできていない。

・目標設定が定量ではなかったり

・目標に対するKPIがないため評価ができてなかったり

なんとなく良い、なんとなく悪い、いわゆるハロー効果。


また数字を徹底することは、ある意味覚悟がいること。
マネージャーとしては感覚的には詰めていると感じるから、また受けても詰められていると感じる。
感情的にはよいものではない。

ただ感情は横に置き、数値がいっているかいっていないか、
いっていない理由は何か?
これは当然必要なことである。

前職はベンチャーだったが、数字で語ることはベンチャーの方が徹底されている。これは事業における変数が少なく、同じ視点でメンバーが語ることができるから。

会社が大きくなると、無駄な変数が増えてくる。

改めて何は変えられない(定数)、
何を変えることでスケールするか(変数)、

この変数という意識を持つことができるのがこの著書の良さだと感じた。


数字の意識が低いなと感じる人にはおすすめである。

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