【まとめ】2019年1月 中国・台湾ボードゲームクラウドファンディングまとめ
今年は春節(旧正月)が例年よりやや早く、2/4が除夕(大晦日)、2/5が初一(旧暦の1/1)だそうです。
中国や台湾を含むアジア諸国では旧暦で正月を祝いますが、日本では旧正月という概念がすっぽりと抜けているのは考えてみれば不思議なものです。おおかた、昔の人がざんぎり頭を叩いていたころに西洋に合わせて変えたといったところでしょうか。どちらが良くてどちらが悪いという話でもないですが、両方休むのが「正解」だと思います。ボードゲームをやる時間はいくらあっても足りないのです。
1月のまとめです。
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台湾(zeczec)
「虎王撲克」というブランドのトランプの豪華版。ゴージャスな感じのトランプ。なぜかはよくわからないが推薦者として中川幸司という日本人が載っている。
宗教の開祖となり、テキスト効果のあるカードを使ってより多くの信徒を集めることを目指すゲーム。
ジャンル:ハンドマネジメント
プレー人数:4~8人
プレー時間:30~50分
ダイスビルドRPG『Too Many Bones』の中国語版。
3作1セットの謎解きゲーム。3作品はすべて台湾が舞台だが、それぞれ中華民国時代・日本統治時代・清朝末期という三つの異なる時代背景となっている。
中国(摩点)
英語学習を目的としたRPG。カードに書かれた問いに答える形で、カードに書かれた単語を使いながら自身のキャラクターのストーリーを英語で描写していく。
タイルを配置して自身の木を育てていく軽量級ゲーム。
プレー人数:2~4人
プレー時間:15~30分
九天:魔法与蒸汽(Empyreal: Spells & Steam)
ファンタジックな鉄道ゲーム『Empyreal: Spells & Steam』中国語版のプロジェクト。なお、日本語版はKickstarterでクラウドファンディング中。
ポストアポカリプスの世界を舞台としたローグライクなボードゲーム。他のプレーヤーとの競争や協力を通じて最後まで生き残ることを目指す。
プレーヤー数:3~6人
プレー時間:40~100分
対象年齢:10歳以上
カードドリブンシステムを採用したウォーゲーム。五つのシナリオで曹操が北方を支配する過程を再現している。
プレー人数:2または4人
プレー時間:40~120分(シナリオによる)
烏托邦的倒影(The Reflection of Utopia)
AIによる支配が5年前に崩壊した世界を舞台としたSFテーマのボードゲーム。プレーヤーの操作できる陣営が複数用意されており、陣営によって能力が異なる。
プレー人数:2~4人
プレー時間:40~70分
巴頓将軍:洛林戦役(Patton's Lorraine Campaign)
ウォーゲーム『Patton's Lorraine Campaign』中国版のプロジェクト。
古代中国を舞台にしたマーダー・ミステリー・ゲーム。
すごろくをベースに、カードを駆使してゴールを目指す子ども向けゲーム。25種類の薬草や、福建省寧徳市屏南県の名所に関する知識を学ぶことができる。
対象年齢:7歳以上
プレー時間:15~45分
プレー人数:2~4人
国宝を紹介するドキュメンタリー番組「国家宝蔵」が主導する謎解きゲームプロジェクト。国宝をモチーフにした八つのグッズが入っており、これらを用いて謎解きを行うほか、普段使いすることもできる。謎解きは、著名な謎解きゲーム製作チーム「奥秘之家」が担当。
ドッグレースをテーマとしたギャンブルゲーム。かわいらしいアートワークでありながら、戦略性と心理戦要素が含まれたゲームという評価が寄せられている。
デザイナーの王凱(崑崙)は先月クラウドファンディングが開始された『荷塘月色』や、静言思よりリリース予定の『敦煌飛天』のデザイナーでもある。アートワーク担当の墨魚遊戯工作室(MOYOGAMES)、クラウドファンディングプロジェクト運営担当の「卓遊頑主」も有名どころだ。
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『国宝謎盒』の謎解き部分を制作する奥秘之家は、2000万元(約3億2000万円)超の超巨額調達に成功した故宮公式謎解きゲームブック『謎宮・如意琳琅図籍』の制作チーム。今回も28日を残してすでに59万元(約960万円)の調達に成功しています。
有名ボードゲームメーカーの盒中閃電も陝西歴史博物館と協力して謎解きゲームブック制作を企画するなど、歴史×謎解きが一つのトレンドになっているようです。
ノートに「スキ」をしていただくと、あるボードゲームの中国語タイトルと、それに対応する日本語タイトルが表示されます。全10種類。君の好きなあのゲームはあるかな?