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目にも止まらぬ早業!

こんにちわ、緑川です。私は国内金融機関に新卒で入社し、その後外資系の運用会社を渡り歩いてきました。その間、ずっと債券ビジネスに関わってきたので、 当然ながら経済やマーケットに並々ならぬ関心があるのですが、 それと同時に興味があるのが仕事のやり方、具体的には生産性です。

このブログでは自分の経験を踏まえて、どうやったら 仕事がより速く(早く)そして的確にこなせるか、私見を皆さんと共有出来ればと思っています(もちろん皆さんからのフィードバックもお待ちしています)。

突然ですが皆さんはアニメ「忍者ハットリくん」をご存知でしょうか?大分古いので若い世代の方はご存じないと思いますが、そのオープニングテーマ曲で、「目~にも留まらぬ早業で~、投げる手裏剣ストライク~」と言うフレーズがあります。先日たまたま私の子供がAmazon Primeか何かで見ていたのを私も久しぶりについつい見てしまったというわけですが、このフレーズを聞いて自分が目指す仕事のあり方とは究極的にはこれだ! と感じました。もちろん文字通りそんな速さでこなせる仕事は多くないにしても、 工夫次第では、周りの人が驚くようなスピードで仕事をこなすことは可能だと思っています。その具体的なやり方をこのブログでは発信して行きたいと思っています。

私が新卒で入社した会社の2年目くらいに当時の社長が「3倍速運動」という標語をぶちあげました。2倍ではなく3倍です(苦笑)。その会社は激務かつ長時間労働で有名で皆が疲弊しているところに3倍速運動。新人ながらに何を考えているのかと思いましたが、それを真に受けて「お前ら、3倍速運動でやってるんか?おお!?(関西系の会社でした)」と叫ぶ人の姿も一時的でしたが見られました。もちろんそんな運動が持続できるわけもなく勝手に自然消滅しましたが、今から考えると仕事の本質を客観的にレビューした上で無駄を可能な限り削減し、ミスを意図的にしたくとも出来ないようなフローを構築すれば、長期的に見れば3倍速どころか、従来は数時間かけてた仕事が数分で終わるということも不可能ではないはずです。もちろんそうした工夫を実現するには仕事に対する裁量などのご自身の組織内での立場や会社のインフラなど、個人の範疇を超える部分もあるとは言え、私見では個人レベルで出来ることも相当あると考えています。以下、個人で出来ることを思いつくままにざっと列挙してみました。

- 会社/自宅のパソコン周りの環境整備                                                              - ExcelやOutlook に関する知識・その応用                                                          - 仕事の進め方・時間の使い方・段取り力                -  社内外の交渉方法  ・・・

いかがでしょうか? 個人で出来ることはいくらでもあると思います。実際仕事というのは(まあ仕事に限った話ではありませんが)常に改善の余地があるものです。逆に言えば、改善の余地が全くない完璧な状態に常にあることなどまずあり得ないわけですが、私が見る限り、改善の余地があってもアクションをしない人が非常に多いという印象です。もっと言えば、そもそも改善をするという問題意識を持ってる人が圧倒的に少数とさえ、感じます。その前提に立つと、皆さんが少しでも日々の仕事を改善していけば気づけば同僚対比でかなりの差別化になるのは間違いないでしょう。このブログが少しでもそうしたお役に立てば幸いです。

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