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3秒で頭に入らない議事録は、議事録ではない

最近、強く思うことがある。
文字でのやり取りが難しくなってきている。

Amazonはドキュメントカルチャーで、資料をwordで統一しているなどと聞くが、ビジョンもあり、資本もあり、優秀な人材がこれでもかと集まってくる会社と一緒にしてはいけない。

実際、世の中にいる新社会人と接していると、文字どころか、日本語すら怪しい人がほとんどである。

特に感じるのは、議事録を確認するときだ。

議事録は、箇条書きの羅列では、断じてない。
構造化能力を駆使して作成する、重要なファイルだ。
この、構造化ができない人間が多いので、文字でのやり取りが難しくなってきているのだと思う。

今まで、各所で何回も言ってきているが、アイデアが飽和状態の現代ではもう、商品をそのまま売る営業の時代は終わりを告げている。

だからこそ、お客様の課題を構造化して解決できるコンサルティング営業が重宝されている。いかに最初にお客様にとって使える提案をできる人間かどうかを示せるかが重要なのだ。

ということで、今日は、議事録の極意を少しだけ。
とはいっても1つだけだ。

「MECE」、「空雨傘」を意識する。

これだけ。

どちらにも言えるのは、項目に網羅性があるか。提案に必要なことを全て漏らさず聞けているかということだ。これは、mtg前に考えて、準備しておくことで解決できる。優秀な人間ほど、議事録の8割はMTG前に書き終わっている。

「空雨傘」とはコンサル業界でよく使われる、問題解決技法の1つだが、要は、空が曇っている(事実)、雨が降りそうだ(解釈)、傘を持っていくべきだ(行動)という形で、お客様の課題から、分析や次手まで構造化して言語化することだ。ここまでやってこそ、議事録に意味が出てくる。

これを徹底的に意識するだけで、今までとは大きく違うアウトプットを出せるはずだ。

あとは、とにかくフィードバックを受けること。同期で見せ合うのではなく、自身が思う、とびきり優秀な人間を捕まえて聞いてみてほしい。
これは議事録に限らないが、優秀な人間のフィードバックは、自分を飛躍的に成長させてくれる。

TSUIDEでも、議事録には常にフィードバックを意識するように心がけているし、メンバーにもそれが浸透してきている。


他にも言いたいことはたくさんあるのだが、まあ、本当に困ったらTSUIDEに相談してきて欲しい。

<仕事の依頼はこちら>
https://to.tsuide.jp/l/967003/2022-10-13/2rfm2

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