想いも願いも遺言すらも無視されて送り出された彼女「まや」は今も泣きながら苦しんでいる事だろう
25歳にして初めて恋をして、
他人に対して初めて執着したり、
執着されたいと思ったり、
他人が何かをしてくれる事を初めて素直に嬉しいと思ったり、
朝から晩まで一日中時間を共にし続けるようになって、
いろんな初めてを経験してきた中で倒れて入院して、
入院してからも朝から晩まで連絡して、
未来の話を夢見て話しながら頑張って、
愛を語り続け、
巡回の看護士の目をぬすんでまで寝れるようになるまで話し続け、
急変してICUへいって戻ってきて目を覚まして真っ先に連絡して「いきてることだけ伝えたかった」と話し、
亡くなる前日の朝は苦しい中わずかに起きていられた時間にいつも通りな朝にしようとし、
「あいたい」って言葉を遺して死んでいった彼女「まや」
そうやって、
命をかけて想いを貫き、
わずかに起きていられた亡くなる前日まで繋がっていたいとし続けたのに、
死んで意思が無くなった途端に親代わりなんて一方的に名乗る人達や送り出した人達からはその言葉や想いを「本当にあいたいわけじゃない」なんて口だけ呼ばわりされて無視され、
彼女自身が嫌がっていた第三者の主観で好き勝手言われて彼女自身の意思とは無関係に大切な恋人と引き裂かれて最後に会わせてもらえることもないままに送り出された
どれだけ悲しかった事だろう?
どれだけ未練を遺しながら送り出されたんだろう?
そんな
彼女「まや」はうかばれないよね…
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