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【1分で読める】AI分析でわかった トップ5%社員の習慣/越川慎司

・本書では、各社の人事評価「上位5%」の社員の行動や働き方を調査した結果、見えてきた共通点が紹介されている。

▪︎5%社員の5原則
(1)「目的」のことだけを考える
(2)「弱み」を見せる
(3)「挑戦」を「実験」と捉える
(4)「意識変革」はしない
※行動・習慣から変える
(5)常に「ギャップ」から考える

▪︎5%社員の思考と行動
・作業完遂ではなく成果達成に充実感を覚える。
cf)67社で調査した結果、従業員800名以上の企業では、1時間の役員会議のための資料作成に70時間以上の時間がかかっており、そのうち23%は使われていなかった。
・課題解決の「型」を持ち、再現性のある解決方法を蓄積している。
・仕事からの解放感ではなく達成感に幸せを感じる。
・6割程度ですり合わせ、修正しながら進める。

▪︎5%社員の発言
・摩擦を恐れずに発言・対話をする。(批評家的な"べき論"ではなく)
・常に周囲への配慮や感謝を忘れない。
・会議での発言はシンプルでストレートでロジカル。
cf)22社で7,000時間以上の社内会議を録画し調査した結果、「5%社員」は一般社員と比べて発言回数が22%多く、発言の文字数は27%少なく、発言時間は24%少ないとわかった。「なるほど」「それいいね」「素晴らしい」といった合いの手は、「95%社員」より17%も多かった。
・「〇〇をしよう!」「〇〇をやってみよう!」というレッツの言葉が多い。

▪︎5%社員の習慣
・自席におらず、動き回っている。
cf) 同じ会社、同じ職種の社員に万歩計をつけたところ、「5%社員」は一般社員より14%も歩数が多かった。また定点カメラで自席での作業時間を測定すると、自席で仕事をしているのは2割未満という「5%社員」が半分以上であった。
・好奇心旺盛で新しいものが好きで、飽きっぽい。
・綿密にタスク管理をする。
・アウトプットを見据えてインプットをする。
・週に一回、15分の内省タイムをもつ。

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