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iPhone 13 Pro とGR3を比較してみた

2年間すこし使ってたiPhone 11のバッテリーがだいぶ弱って半日で充電が必要な状態だったのもあり、機能もいろいろ変わってるだろうと思って、iPhone 13 Proをちょうど先日手に入れました。iPhone 13 Proって何が売りなのかな?と思ったんですが、サイトを見ているとやっぱりカメラなんですね。

このサムネからしても、この3つのレンズ(ノーマル、広角、望遠)が確実に売りになっていることはわかります。iPhone 11 は正直カメラはとりあえずあるぐらいの感覚でしかなかったので、iPhoneのカメラは気軽に取れる、SNSとかにアップしやすい利便さぐらいしか感じていなく、やっぱりきれいな画質で写真を撮るならGR3しかないよなーと、ちょっとした旅行やロードバイクのライドではiPhoneだけでなく、GR3を必ず携帯してたりします。

じゃあ、今回のカメラがどのぐらいいい画質で写真がとれるのかな?もしかして、 GR3を持ち歩く機会が減るのか???と思って、画質比べを簡単にしてみました。条件が完全にあってないのであくまでも簡易的かつ直感的な物として、もらえればと思います。まずはGR3と同じところで撮った写真を早速三枚比較してみたいと思います。ちょうど晴れた日の東京タワーとレインボーブリッジで撮ってみました。
*比較しようとしていたのに縦横を変えてしまっているやつもありますが。。。

広角モードでの比較

iPhone 13 Pro 広角モード(x0.5)
GR3 with ワイコンGW-4(21mm相当)
iPhone 13 Pro 通常モード(x1.0)
GR3 with GW-4 ワイコン (21mm相当)
iPhone 13 Pro 通常モード(x1.0)
GR3 with GW-4 ワイコン (21mm相当)

GR3のほうはVivid気味になる設定にしているので色合いがハッキリしているのは少し無視してほしいのですが、いずれにしても全般的にiPhone 13 Proで撮った写真はやや暗めにでている感じがしますね。今回はここに載せていませんが、晴れている日だけじゃなくて、室内でとった写真も全体的に暗い感じがしてます。全体としてして、僕の端末固有の問題かわかりませんが、Lightroomとかで明るめに補正したくなります。あと、広角モード(x0.5)を使うと、かなり広範囲に写真が撮れて便利ですが、どうしても写真の端の方は湾曲してしまってますね、GRのワイコンよりもより広域なので多少しょうがないと思いますが。ちなみにiPhone11の広角の時も周りの湾曲は気になる時があったので、悪くなったとかではなくこの小さい筐体なのに、意味がある倍率の広角を入れた結果としてはやむを得ないのかなとは思います。ソフトウェアでかなり補正してくれている方だとは思うのでアラ探し的にみないと気がつかないケースもありますね。

その他の違いとしては、iPhone 11のカメラに比べると100%表示にしたときのディテール部分のハッキリしている度合いは、格段に上がっている気がします。GR3の画素数と比べてしまってもあまり意味がないのですが、それでも悪くないなぁと思れるレベルの緻密さは表現されているのではないでしょうか。

左: iPhone 13 Pro (100%表示)  / 右: GR3 (100%表示)

結論としては、めっちゃ広い広角で撮りたい時はiPhone 13 Proを使うけど、それ以外は基本的にGR3を使い続けたいなと感じてます。再現できる色合い・ディテールの綺麗さなどの観点を総合的に考えて、iPhoneにプラスして、あえてGR3というデバイスを追加で持つ価値はまだ残っていると判断しました。iPhone 11でも広角レンズは多用しているので、使い分けは変わらないというのがじぶんの中の結論になりました。ただ、もしかしたらGR3の出番が減ってくる可能性もありますね。後でRAW編集してまで残したいシーンでなければ、もうiPhone13 Proだけでいいやと思うことが増えるかもしれません。逆に言えば、iPhone 13 Proで撮れる写真のベースラインはだいぶ上がっているとも思ってます。

望遠レンズはiPhone 13 Proだけ

望遠レンズがどのぐらいなのかを試した写真があまりなかったのですが、一枚だけあったので掲載しておきます。GR3には望遠レンズがなく、クリッピングするしかできないので、望遠レンズという意味ではiPhone 13 Proにしかない機能になります。 同じ場所から撮った写真なのでどれぐらいアップにできてるのか分かりすいかと思います。

iPhone 13 Pro (x3.0 光学望遠)
iPhone 13 Pro (x1.0通常レンズ)

iPhone 11だと望遠=デジタルズームだったので、もうこれは比較するまでもなく圧倒的な画質ですね。GR3にもない機能なので、この望遠レンズのおかげで、iPhone 13 Proのカメラの登場出番はiPhone11よりは増えることは間違いないですね。基本的にそんなにアップにしたいケースが多かったわけではないのですが、虹が一部出ている時とか、全体の吹き抜けた風景に対して、撮りたいものが相対的に小さいみたいなことは多々あり、iPhone11 とGR3しか持っていない時は困ってました。

まとめると、写真の質自体はiPhone11と比較すると、明るさが若干くらいことを除いては、アップルが謳っている通り全体的に上がっているがGR3などコンパクトカメラで高級路線を走っているカメラにはまだ届かない。ただ、ベースの画質が綺麗になっている、また望遠レンズの出来の良さを踏まえると、iPhone11からiPhone13 Pro買い替えた分の価値は、バッテリーや処理能力だけじゃなく、カメラという観点でありそうです。

バッテリーについて書いた記事はこちら。


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日々ぼけっと生活してしまっていますが、他の人にもなんらか価値のある情報や自分なりの視点を何か持っているはずと信じてnoteをはじめました。 自己紹介はこちら https://note.mu/t_kis/n/n768f4613e0ef