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転職後に注意した方がいいこと(1)

上記の記事を書いた時は、いつかは自分が転職する時のことをイメージしてたわけではないのですが、近しいことになるとは。今回、別に”結構えらいポジション”っていうわけでないのですが、周りが比較的、若手の人たちばかりの職場に入ることになったので、相対的に偉い人みたいな感じになってしまってます。

IT系という意味では同じ業種にいるのですが、対象とする業界がガラリと変わったので、毎日勉強な日々です。業界知識自体はもう覚えるしかないし、そもそも興味持ってたエリアなので、それはいいんですが、やはり改めて感じるギャップがあります。それは慣れの問題だけかもなのですが、会社の意思決定方針や、価値としている判断基準、それに伴った言葉・単語の使い方などです。英語主体の会社から、ほぼ日本語だけの日本企業に転職したこともあって、それぞれの言葉が英語じゃなくて日本語っていうところもありますが。

伝えたいことが同じだとしても、その職場の人が使っている言葉をつかっているではなく、会話上、自分は使い慣れた言葉を使ってしまうことがあります。ただそれって、いわゆる”郷にいれば郷に従え”になっておらず、この人は何か一線を引いてると、相手に感じさせてしまうケースがあることに注意した方がよさそうです。具体的な例なのですが、”社会実装”という言葉です。以前の職場で考えれば、Product Outという言葉が近しいのですが、今の業界では”社会実装”という言葉を使っているようでした。自分の中ではまだ1ヶ月だけなのですごいモヤモヤしていて、”社会実装”っていう言葉を使ってる時点ですごいマーケットや顧客から遠い、行政や研究者みたいな言葉だなぁと感じているところがあります。マーケットにフィットされない理想論や論理ベースの仕組みだから、社会実装を目指すみたいな言い方で、世の中の方を変えていく努力をすると言った感じがしてなりません。ただ、どうも会話を聞いている限りでは、意味合いはProduct Outと同じで、シーズベースで顧客に受け入れてもらえると考えた商品を提供して、普及していくこと、使ってもらうっていう意味では同じことを指しているようです。

中途採用でポジションがある程度あるということは、新しい人に新しい文化を持ち込むことを期待しているケースもあるようなのですが、一度慣れた状態からがいいのかななんて感じてたりします。なので、一つひとつ違和感に感じるところを吸収しつつ、どうやったらそこそこの立場でうまく新しい職場に馴染みつつも、短期間で成果が出せるのか?を引き続き模索していきたいと思っています。今回は言葉における一例でしかないのですが、意思決定の根底にある価値観などの差分も徐々に見れてきたら、またここに書くつもりです。

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転職してよかったこと

日々ぼけっと生活してしまっていますが、他の人にもなんらか価値のある情報や自分なりの視点を何か持っているはずと信じてnoteをはじめました。 自己紹介はこちら https://note.mu/t_kis/n/n768f4613e0ef