香月孝史

ライター。著書『乃木坂46のドラマトゥルギー 演じる身体/フィクション/静かな成熟』『「アイドル」の読み方 混乱する「語り」を問う』(ともに青弓社)、共著『社会学用語図鑑 人物と用語でたどる社会学の全体像』(プレジデント社)など。

『乃木坂46のドラマトゥルギー』補遺――dTV「猿に会う」のこと

配信開始から少し時間が経ちましたが、今春に乃木坂46の4期メンバー主演で制作されたdTVのドラマ「猿に会う」について。  企画全体としては、西加奈子初期の短篇小説二篇…

アンビバレントさに留まることから――『乃木坂46のドラマトゥルギー 演じる身体/フィクション/静かな成熟』刊行

新著『乃木坂46のドラマトゥルギー 演じる身体/フィクション/静かな成熟』(青弓社)を刊行しました。  本書は、「演じる」をキーワードにしながら、アイドルというジ…

総合的な表現の場としてのアイドル――「乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展」

ソニーミュージック六本木ミュージアムで開催されている「乃木坂46 Artworks だいたいぜんぶ展」の制作に参加しています。  展示内容の選定やキャプション作成などに携わ…

乃木坂46と、静かに“成熟”を体現すること

乃木坂46は総体として、“自然に成熟していくさま”を体現しているグループとしてあるのではないかな、みたいなことを観測半分と期待半分でここしばらく考えています。  …

月刊「根本宗子」第9.5号『私の嫌いな女の名前、全部貴方に教えてあげる。』(2014.8.22.19:30)

根本宗子さんという作家の真骨頂は、人間の抱えている甘さ、弱さあるいは大人になれなさに対する繊細な、辛辣な視線にあります。  彼女の描く登場人物たちは、環境に甘え…

蒼井優~「己」を見せない寵児~

初めて蒼井優さんに打ちのめされたのは、2011年2月でした。  彼女はその頃、野田秀樹作・演出のNODA・MAP『南へ』(東京芸術劇場)という芝居に出演しています。この文章…