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【10本おきコラム】新生活・映画鑑賞環境の変化

映画館から足が遠のきはじめてはや2ヶ月。

三密を避ける鑑賞方法のもと、全国的に徐々に映画館も再開され映画を観れるという楽しみをやっとこさ噛み締めることができそうである。

これまでコロナウイルスの感染拡大予防の観点から、映画館は軒並み閉鎖されおうちでエンタメを楽しむ時間が多くなった。

私はこの4月から実家のある新潟に戻ってきた。

これまでは大学に通っていた関係で神奈川に住んでおり、近くにミニシアターがあったもんで毎日のようにそこに通って映画を観ていた。

ここで新潟の映画環境を説明しておきたい。

新潟は大きく4つに分けることができる。

上越、中越、下越、佐渡

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上越には「高田世界館」という全国的にも珍しい老舗の映画館があり日本最古級の映画館として素晴らしい作品が常にかかっている。

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下越は新潟市という新潟で一番大きい都市がある。

その中心である新潟市中央区には「シネウインド」というこれも全国的に有名なミニシアターがある。この度のコロナ禍の中で経営の厳しい状況の中で募金を呼びかけて県内でも全国でも非常に話題になっていた。

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これらのミニシアターと呼ばれる映画館ではいわゆるシネマコンプレックスにはかからないマニアックな映画がよくかかるのだ。

ミニシアターとは
日本の映画館のうち、ブロックブッキングなどによる大手映画会社の直接の影響下にない独立的なものを指す呼称である。旧来の「単館系」を含む。一般に、定員200人程度までの小さい映画館であることが「ミニ」という名称の由来である。
シネマコンプレックスとは
ひとつの施設に複数のスクリーンが設置されている複合型の映画館のこと。略して「シネコン」とも呼ばれています。 身近なところで言うと、大型ショッピングモールに併設されている劇場がまさしくそれです。
日本のシネコンは約10ブランドほどあり、最も多く展開しているのがイオングループのイオンシネマ。かつてのワーナーマイカルシネマズと言えばピンと来るでしょうか。 そのほか、TOHOシネマズやユナイテッド・シネマ、109シネマズなどが有名です。

しかし!!中越地方に属する」新潟第二の都市である長岡はミニシアターが存在しない。。。とても悲しい。。

シネコンが一件あるくらいでラインナップもどうも微妙。。。

自分で映画館やりたいくらいなんだが。しかしながらの昨今のコロナ禍の状況ではそういったことも始めにくい。。

シネマおうち

シネマおうちってのは、

おうちで映画をみようということなのである。幸いウチはBSに登録しているためにBSにて映画を録画し、楽しませてもらっている。

特にBSプレミアムというNHKのチャンネルでは平日の13時から毎日映画を放映しているのだ。作品はオールディーズ が多いがたまにツボにハマる作品もあって非常に興味深い。おうち時間というものが広がってそういったテレビにおける映画の上映も関心が高まってきているのではないかと思う。

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あと、BSテレ東では4月から寅さんの全作品を1年間かけて放映するという素晴らしい企画があるので観て欲しい。寅さんは日本人なら一度は観ておくべきだと思います。毎週土曜日であります。

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他にも最近で言うと日テレの金曜ロードショーで「天使にラブソングを」だったり、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の3部作が放映予定だったりでここぞとばかりにメディア各社は名作の放映に取り掛かっている。ドラマの再放送もしかりだ。

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でもやっぱり

テレビの充実は大変に嬉しいのだが、どうもやっぱり家での鑑賞は集中できない。家族の生活音が雑音になり、内容が入ってこないのだ。シアタールームでもあれば問題ないのだが。。。DIYするかああ!!???

DIYは後々にするとして、今は映画館で映画を観れる歓びを早く感じたい。新作の映画はやはりネット配信と言わず映画館で鑑賞したいものだ。

とはいえ、昔の作品をこの期間にたくさん観れてよかった。そこは歓びの高みである。

新生活、またコロナ禍が重なる昨今において映画についてさらに考えさせらるいい機会となった。

では!


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