明日死ぬかも知れないんだぜ?
「明日死ぬかも知れないんだからさ」
この一言にハッとさせられたことがある。
大学同期の友人と月に一回飲むことがあり、
そのとき、たまたま月のクレジット決済の話になって、
僕:「君って月のクレジット決済額ってどのくらいなの?」
友人:「俺結構だよ?笑」
おもむろにスマホのカード連携のアプリの画面を見せてくる
僕:「まじ!?」
月に10万は当たり前といったところだった。月によっては40万使ってる月もあって度肝を抜かれた。
確かに彼は大手の企業に勤めており、それはいい給料をもらっていることだろうし、それなりに出ていく量もあるとは思うけれども、流石にびっくりしたね。
僕:「何に使ってるのよ」「カメラとかか」彼はカメラをはじめとしたガジェット系が趣味。
友人:「まあ、それもあるよね」
でも彼は苦し紛れに
「でもさ、考えてみてよ、明日生きてる保証なんてどこにもないじゃん?笑 それなら、お金がある時は自分の好きなことに関して惜しまず注力したほうが良くない?笑」
思わず納得してしまった。確かに彼のいう通りではある。
貯金貯金とはよくいうけれども、一体何に向かって貯金しているのかは不明確のまま貯金している人が大半ではないだろうか。
年金やらなんやら、我々のときにはちゃんともらえるのかどうかすら怪しい未来に対して投資できるかと言えば、曇りである。
これは消費に限った話ではない。
何かをする、モノを作る、コトを作る、旅に出る。今しかできないことだらけがいっぱいあるというのに。
まあ、感染症もあってのことだからなかなか難しいところもあったけれど、徐々に緩和されつつある現時点の段階ではその消えかかっていた意欲みたいなものを彼の何気ない一言で思い出すことができた。
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