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ギグワーカーが2億人超え

中国のギグワーカーが2億人になったという記事を読みました📖

2億人といったら、日本の人口を優に超える数字です。
ギグワーカーの現状についてまとめてみたいと思います。

ギグワーカーとは

ギグワーカーとは、インターネット等で募集している単発の仕事を受注し、収入を得ている労働者のことだそうです。

ギグとは元々、ミュージシャンが行う単発ライブのことを指します。
そのためギグワーカーという言葉も単発で行う仕事という意味合いの強い言葉になっています。

また、アルバイトやフリーランスとも別の働き方です。
アルバイトはあくまで雇用契約の上で仕事をしますし、フリーランスは受注を受けて仕事をするため、ある程度の期間拘束されることになるため、ギグワーカーには含まないそうです。

ギグワーカーの仕事例

ギグワーカーの仕事として一番代表的なものが、UberEats(ウーバーイーツ)かと思います。

「UberEats(ウーバーイーツ)」は様々なレストランが登録しており、食事を配達するサービスですが、この配達員の仕事の仕方がギグワークというわけです。

その他では、Webサイト作成、Webデザイン、動画作成、ライティング、プログラミングなどの仕事を単発で請け負う人も増えています。

ランサーズクラウドワークスといったサービスでは、ギグワークをしたい人と単発で仕事をお願い人のマッチングを行なっています。

ギグワーカーを取り巻く環境、ギグエコノミー

日本では「働き方改革」が2019年4月に施行されました。そこから、複業解禁、残業規制、同一労働同一賃金など、さまざまな働き方に関する制度が増加しています。

日本でのギグの正確な統計や調査はないようですが、クラウドソーシングの大手4社の累計登録者数(副業を含む)は2020年5月時点で、なんと約700万人(2019年末比で約15%増)。
これは全就業者数の約1割に相当します。

まとめ

新型コロナウイルスの影響や、それによってより一層進んだ働き方改革の影響で、ギグエコノミーはますます拡大していきそうですね。

企業側としては、雇用にかかっていた経費を削減することができますし、
ギグワーカーとしては、時間と場所に囚われずに仕事を選ぶことができ、自分のライフスタイルに合った働き方を実現できます。

法整備面での課題もまだまだあるようですし、ギグワーカーが飽和した時には仕事が減る、単価が下がることなどは今からでも予測はできるので、目の前の楽な選択だけをするのではなく、一人一人が総合的に判断できる力が必要なのではないでしょうか。

▼参考記事

https://news.line.me/list/eb6c42174eaf/f215a0bee390?utm_source=LN_digest&utm_medium=202103220742&utm_campaign=none



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