戦略的かさましサラダ(料理未満)成城石井
もはや料理とは言えないものを、勇気をもって御紹介しようと思う。
皆さんは、お家でサラダを作って、心からおいしい!と思ったことがありますか?おそらく、地域の農産物の直売所などをご利用の方は、いわゆる「ドレッシングをかけなくてもおいしい」野菜を食べることができるから、野菜を切った段階で「おいしい!」に違いないサラダを毎日楽しめるかもしれないですね。
私の良く行くスーパーでは、一部の商品で「朝採れ」などを謳った野菜がありますが、しかし、それらがおいしいとは限らない。結局、何が言いたいのか…というと…
都会のサラダはドレッシング次第
ということだ。ましてや、トマトがパックで600円を超えるものもたくさん出荷されている昨今では、高価な野菜をいかに「そこそこおいしい」サラダに変身させるかが重要な課題となっている。…少なくとも私には。
私が使用しているのは、エキストラバージンと銘打ったオリーブ油と、イタリア産のレモン果汁(ボトル売り)、伯方の塩、ミツカンのポン酢、S&Bの香辛料に、唐辛子(国産)、ニンニク(青森産)、しょうが(高知産)、九州物産の粒粒が残るゆずこしょう…通り一辺倒のものは揃えてはいる。
これらを使って、あれこれ試作して、シンプルなドレッシングを作る。時には、切った野菜を大きなボウルに入れて、その中で混ぜながら味を付けていく…という料理家おすすめのレシピを試す。そして、散々苦心してから思うのだ
ピエトロドレッシングのほうが美味い…
たぶん、シンプルなドレッシングで食すには野菜が貧弱なのだろう。いまいち味に深みがないというか、コクがないというか。色々あくせく購入した挙句に何かが足りないという残念感。そう、残念感もひとしおだ。私は、サラダが大好きだから。
そんな私が、マイベストオブサラダと考えるのが次の一品。軽く聞き流してほしい。
材料 きゅうり 2本、トマト 小1個 成城石井のサラダ(シーザーサラダなど、ドレッシングが添付されているもの) ひとつ
① きゅうり、トマトは冷やしておく。冷やしたきゅうりを洗って、斜め薄切りにする。かなり薄く切るとよいと思う。トマトは大きめのざく切りにする。
② ①と成城石井のサラダのサラダ部分を大きめのボウルに入れ、さっと混ぜる。
③ 成城石井のサラダに付いていたドレッシングを②の上に絞り出す。
④ ③をよく混ぜる。できれば素手を使って、全体を和えるようにするのがおすすめ。
⑤ 食べる。
これが料理なのかと問われれば、お答えしようがないが、添付のドレッシングを野菜の上からかけるのではなく、新鮮な野菜を足したうえで全体を和えるのがポイント。ちょっと目の覚めるおいしさだ。多分、成城石井のサラダをそのままパックから食べるより数倍おいしくなる。レタスやたまねぎでも試してみたが、水分や、歯ごたえの点からいうときゅうりのスライスが秀逸である。
時間があれば、食パンやバゲットを少量焼いて、小さめに刻み、クルトン代わりにサラダに散らすのもお勧め。食べ応えがぐっと出てくるし、自分で作れば油分も調整できる。
サラダで満足できると、ご飯ものが少なくても我慢できるので、実はダイエットにもおすすめ。(厳しいカロリー制限にはなりませんが)
なんだか書いていて恥ずかしくなってきたが、きっと同じことをしている同志もいるかと思います。よろしくです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?