旅の効能:更なる医学的エビデンス!
TravellinGorgeous®チャンネルVol.63にて、アニマルセラピーで脳内ホルモンのオキシトシンが増えたり、非日常によるAwe体験で脳の活性化が出来るということで、トラベリンゴージャス®のモットー『おとな女子こそ旅に出よう』を強力プッシュした訳ですが、更なる医学的エビデンスに遭遇しました!
12月は、何故だか脳科学者の先生方が出ているTV番組を立て続けに見たのです。それぞれ番組の趣旨は別モノだったにも関わらず、面白いことに、出演していた脳科学者の先生それぞれの番組中、『旅に出ること』の効果に触れたのです。
ひとつはOverview Effect(オーバービューエフェクト)について(概観効果と訳されることもある様子)。これは、『物事と距離をとることによって、自分を含めた物事を客観視できるようになる』、ということ。
よく例に出るのが宇宙飛行士のケース。彼らが宇宙から地球を眺めた後、世界観が一変するという話は、地球帰還後のインタビューで常に出ますよね。この心理現象が、オーバービューエフェクト。これは、宇宙へ行かずとも、私たちが旅行に出た際にも体験できるもの。旅に出ると、自分の悩みをちっぽけに感じたり、小さなことが気にならなくなる、といった体験は、大なり小なり、経験している方も多いのでは?
自らを客観視することは、“脳の司令塔”と呼ばれる前頭葉の前頭前野を活性化させる方法のひとつなので、オーバービューエフェクト体験の刺激により、脳機能を高める効果があるというじゃないですか!
もうひとつは、『場所細胞』についての話。私たちの脳に元々ある場所細胞は、空間的に特定の位置に滞在するときのみ活動する、脳の海馬にある神経細胞らしいです。ただし、私たちの脳は“記憶しようとする”性質があるため、同じ場所にずっといる(同じ場所を繰り返し訪れる)と、だんだん慣れてきて反応しなくなるとか。
場所を変えた時に、リフレッシュ気分を味わえたり、気分が変わるというのは、場所細胞が活性化しているからなんだそう。例え1ミリでもいつもと違う場所へ行けば、脳は新しいことを学習しようとして活性化するんですって!
これらの話、現役の脳科学者の先生方が研究結果や臨床結果のエビデンスと共に話されたのです。
旅に出る=いつもと違う場所へ行く。このことで、脳にある前頭前野と場所細胞の2つを一緒に活性化できるということ!手前味噌になりますが、『おとな女子こそ旅に出よう』は、アラフィフおとな女子にとってピッタリのキャッチコピーじゃないですか!
ということで、2023年も声を大にして言い続けます!
『おとな女子こそ旅に出よう』
ちなみに、旅に出るのはやはり難しい、という方は、旅に出た際に体験するであろう刺激(=不安定さ、でもある)を、毎日の生活に取り入れるだけでも良いということでしたよ。いつもと違う道を歩いてみる。いつもと違うモノを食べてみる。いつもと違う人と交流してみる。毎日同じことをしない、というだけでも、非日常になり、脳も元気になるということです!
おとな女子が本気で楽しめる旅:TravellinGorgeousのため、リサーチ&実体験を元にYouTube連動で活きた情報をお届けしていきます。2022年からはツアー催行します。ご支援頂けましたら嬉しいです。また、取材にご協力頂けるホテル/宿、観光業の皆様、ぜひご連絡ください!