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コロナ禍後のシカゴ旅 ①初日からヒヤヒヤ

はじめに

ほぼ4年ぶりにアメリカに行った。
長いような短いような4年だったけど、変わったところも変わらぬところもある気がする。

ざっくりまとめ動画はこちら

出国

まずはじめに驚いたのは、羽田空港第3ターミナルに行列ができていたこと。
というのも1,2年前に羽田空港散策に行った際には照明も暗く、数えられるほどしか人がいなかったから。AN△の窓口は凄まじかった。ターミナルを縦断する勢いの大行列、久しぶりに見てなんとなく感動してしまった。(自分はJ△Lだったので他人事で済んだ)

次に進化したなあと感じたのは、荷物検査。以前まではPCは取り出す必要があったのに、今回は液体物を出すだけでよかったのは少し手間が省けてありがたい。X線装置の感度が上がったのか基準が下がったのか知らないけど、いずれにせよ人が利用しない期間にも少しずつ変化が起きていることには頭が下がる。
ついでにブーツも脱がないでいいように進歩していただけるともっと助かる。

機内食もこんなに美味しかったっけ?と思った。J△Lの国際線が初めてだったのもあるかもしれないが、着陸前に出る軽食が機内食とは思えない彩りと味だった。といっても昔の適当な食事も結構好きだったけど。機内食?といえば、カフェインを取りたくないのと甘いジュースが苦手なので普段トマトジュースを頼むのだが、アメリカの航空会社だとレモンを添えてくれるのが美味しくて好き。日本だとまずみない組み合わせだけど。

あとエコノミーでも全座席に枕とブランケット標準装備って昔からだっけ?座席自体にも頭に当てる移動できるクッションがついてたり、座席の快適性が増した感覚。まあこれに関しては機材の割にお客さんが少なくて3列シートの真ん中に誰もいなかったことがかなり効いてる気もする。
快適だったけど、降りる頃に脛の上部が痺れていたのは歳のせいかしら。世界は進んでも、自分の体は着実に衰える。その後4日間ぐらい治らなくて焦った。多分原因はキツめの靴下。

朝焼け

入国

アメリカに着陸して、久しぶりの入国審査にドキドキした。荷物検査の犬にフガフガされて驚いたら、リード持ってた職員の人が「大丈夫、彼🐶はあなたを傷つけはしないよ」って言ってくれてそのひとことをかけてくれるのがアメリカだなって思った。

そして入国審査。私が自分からハローって言ったのとなんやかんやリラックスしてたのを感じ取ってくれたのか、あちらもゆるゆるスタイルだった。ありがちな尋問スタイルじゃなくて、この上なくフランクなお友だちみたいなイントネーション。「学会参加のため来た」「あああのジオなんたらなんたらってやつ?」「そうそうww」「じゃあfingers!」の流れで左手を置いたら「ミギテ〜(唐突な日本語)」と。からの「ok, オヤァユビ〜」で後ろに並んでた人たちの心を鷲掴みにしてた。あの現場で笑いが起きるってすごいよね。恐るべき職業語録パワー。喋り方のトーン含めて、あれが許されるもアメリカの好きなところの1つ。

ダウンタウンにて

とりあえず宿に荷物置かせてもらって、お散歩に繰り出した。
気づいたらなんか怪しいゾーンに入ってて、抜け出そうと思った矢先に「スキューズミー、スキューズミー、スキューズミー」と声をかけられた。自分が明らかにヨソモノな自覚はあったので、3回目までは自分に向けられた声だと気づかなかったのもあってガン無視して事なきを得る。普通になにか質問とかだったんならゴメン、、

ちょい怖おしゃ通り


大好きなChipotleでお昼ごはんにしようと入店するも、ノリでテイクアウトしてしまったので凍えながら公園で少し食べた。シカゴ、風がエグい。

寒すぎる上に時間がアホほどあったので、早朝から動いててへっとへとだったけどとりあえず壁と屋根ト暖房欲しさにでかい博物館へ。入館料の支払いで、何故かクレカが使えずハテ?となりながらも現金で購入。その数時間後に泣きを見ることになるとはつゆ知らず。

でか博物館
メインホールから部屋がたくさんわかれてる


事件勃発

さて、チェックイン時刻になったのでサクッと宿入ってサクッと休むか、と思いチェックイン。のはずが、「このクレジットカード、使えないみたい」と言われる。まあね、そんなこともあろうと4枚持ってたからね。余裕の表情で2枚目渡す。エラー。3枚目は為替手数料高いからあんま使いたくないけどまあ背に腹は代えられん。がしかしエラー。うそだろ??と思いながら最後1枚に望みを託すも2度あることは3度あるし、3度あることは4度ある。エラー。現金は前回のアメリカ旅行で数十ドルしか使わなかったから全然宿代には足りなかった。当然支払いを翌日に回すことができるはずもなく、治安が絶妙に悪い見知らぬ土地で働く権利もないので路上生活するしかないのかとヒヤヒヤドキドキしてたらホテルの偉そうなおじさんから鶴の一声「限度額の問題なら、とりあえず半額だけ払うようにしてみようか?」

無事!解決!!!!偉そうなおじさんの機転のおかげでとりあえず数泊分の宿は確保できた。その後日本にいる親にカード会社に電話かけてもらってもろもろ使えなかった理由は判明した。限度額不足、残高不足、謎のカードロック、そして1枚は未だに謎。

とりあえず宿は前払いか、全額払えるだけの現金は持つようにしようと決心した。流石に命の危険を感じた。

事件解決祝い?

無事クレカもどうにかなる目処がついたので、夕飯の確保へ。パルプ入りのオレンジジュースと、サブウェイのターキー。
サブウェイで、店員さんのレスポンスがなんか時差あるなと思ってたら私にじゃなくてイヤホンで通話してる相手へのレスポンスだったらしい。いいじゃん、アメリカらしくて最高じゃん。

アメリカ旅行毎回買うメンツ
トマトが甘くなくてサクサクしてて好き。
真ん中の箱はちゅーちゅーするヨーグルト
ほうれん草うれしい!


翌日から学会へ。
したがって旅行記も次回更新からは内容うすくなる。
まあ気が向いたら読んでください。

全人類、海外旅行行くなら確実に宿の代金は払える状態にしときな!!

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