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オンライン特別講座「二十年後」開講のお知らせ

【10月11日(日)に受け付けを終了しました】

 今年の春に『文芸翻訳教室』特別勉強会をおこなう予定でしたが、新型コロナウィルスのせいで中止せざるをえませんでした。その代わりとなることを何かできないかと検討してきた結果、秋に3回にわたるオンライン特別講座(毎回、全員へのコメント指導つき)を開講することにしました。扱うのはO・ヘンリーの「二十年後」("After Twenty Years")という短編です。訳出するとA4用紙3枚程度になる短い作品で、この全文を課題とします。
 要領は以下のとおりです。

日程:2020年9月27日(日)、10月25日(日)、11月22日(日)の3回
時間:どの日も  10:00 から 11:30 ごろまで
参加費:計7,500円
定員:30名程度
形式:Zoomによるウェビナー形式(年内いっぱい録画視聴可)
内容:
・3回とも、訳出してA4用紙1枚程度となる課題英文を各自が訳し、講座のある3日前(木曜)までにメール添付で送付。講座の前日(土曜)の夜までに、こちらからコメントつき訳文(受講者本人のものだけ)と講師訳例を返送。プリントアウトを見ながら各自がウェビナー受講(録画視聴も可)。
・講座では、全文についての解説と受講者3人(氏名非公開)の訳文への講評をおこないます。随時質問を受けつけます。
・講座の進め方は「オンライン文芸翻訳教室「最後のひと葉」」とほぼ同じ。無料動画(1) (2) (3) (4) を参考にしてください。
・今回の課題英文("After Twenty Years")は著作権切れの作品なので、簡単にネットで入手できます。「最後のひと葉」よりも少しやさしい課題です。受講者には、こちらから各回の訳出範囲を指定した英文を送ります。
・締め切り後に訳文が提出された場合も、同様にコメントつき訳文を返送しますが、講座の日よりあとになる可能性があります。
・第1回の講座の日よりあとのお申しこみがあった場合は、同様にコメントつきの訳文を返送し、終了した日のぶんはアーカイブを視聴していただく形になります。参加費は同額で、3回セットの形のみ承ります。
・コメントつき訳文の例をひとつ載せます(これは別の作品で、1回ぶんはだいたいこの程度の長さです)。

コメント例

・できれば越前の著書『文芸翻訳教室』を読んだうえで受講してください。

 お申しこみは、以下のふたつのどちらかの方法でお願いします。

(1) まず「特別講座「二十年後」受講希望(銀行振り込み)」などとタイトルに書いたメールを office.hyakkei@gmail.com 宛に送ってください。返信で銀行口座番号をお知らせするので、第1回提出締切日の前日(9月23日)までに7,500円を振りこんでください(振込手数料はご負担ください)。

(2) 下からこの記事を7,500円で購入してください。その後、なるべく早く、(1)と同様のメールを office.hyakkei@gmail.com 宛に送ってください。その際、購入時に発行される注文IDをかならず書き添えてください。

 メールには、姓名(著訳書がある人はペンネームでも可)を書いてくださるようお願いします(ネットのハンドルのみは不可)。
 越前の講座をはじめて受講するかたは、ごく簡単な自己紹介(翻訳学習歴or仕事歴、好きな本や作家など、長くても200字程度)もいっしょに書いていただけるとありがたいです。学習歴・仕事歴がまったくなくてもかまいませんが、その場合は開講までに『文芸翻訳教室』に目を通しておくようお願いします。

 では、多くのかたのご参加をお待ちしています。講座の進め方の詳細は返信メールでお知らせします。

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322字

¥ 7,500

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