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140字小説&54字の物語

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140字小説&54字の物語です。
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2023年1月の記事一覧

地獄極楽査定|140字小説

「あのね、今年度から自分でポイ捨てしたゴミを拾っても、善行にはカウントされないんだわ」 …

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無賃乗車|140字小説

タクシー運転手の同僚がパソコンでドライブレコーダーの映像を見ていた。 顔が青ざめている。 …

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片道切符|140字小説

いつも港にやって来るボロボロの定期船。 客が乗り降りしているところを見たことがないし、一…

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バトン|140字小説

「長い間ご愛読頂き、ありがとうございます」。 定期購読している雑誌の廃刊が決まった。 残…

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春を待つ|54字の物語

「雪が解けたら、またお会いましょう」 私は待っている。 雪を連れて来たその人が、 春を連…

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2024年に会いましょう|54字の物語

雪かき中に転倒して左手の親指を負傷。 2023年の富樫の営業は終了しました。 2024年…

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マイナス20℃って…|54字の物語

「マイナス20℃の感覚が分からない」と言うので 「食品工場の冷凍庫と同じ」と言ったら 「もっと分かんねぇよ」と。 【54字の物語】 うん、そうだよね…。 でも、言葉で説明できないのよ…。(;^_^A

「寒い」から「痛い」へ|54字の物語

最高気温がマイナス10℃、 最低気温がマイナス18℃の日々が続く。 こうなると「寒い」を…

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年賀状|54字の物語

自分は書かなかったくせに、届くと嬉しい年賀状。 もしかしたら、一周回って葉書の年賀状が流…

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宝くじ魔法学校|毎週ショートショートnote(54字編)

宝くじが当たる確率って、0.00001%なんだってさ。 夢も希望もねぇ。 いっそ名所変更しよう…

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2022年13月|140字小説

「やり残したことがあるなら、1か月だけチャンスをやろう」 そう言って神様は、僕に2022年13…

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