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私がプロ野球を見る角度《プロ野球リポート》

スポーツを見ると、やる気も出るし、勇気も与えてくれますよね。


…というのは、ポジティブ過ぎるでしょうか。

私自身、野球とサッカーが大好きで、小さい頃は習い事でプレーしたりもしていました。

授業や遊びでもしていましたが、それも学生時代以来、ほとんどしなくなりました。
実は未だにプレーしたいなぁ、と思いつつも、もう体動かないだろうな、という現実がチラチラと見え隠れ。


野球もサッカーも、TVやDAZNでの観戦以外に、現地観戦に行く事もあります。

スポーツは勝敗がありますが、勝っても負けても楽しい空間である事には変わりありません。

小学生時代から見ているプロ野球

野球は小さいことから見ていました。
ちっちゃい頃、結果に一喜一憂していたかというとそうでもなく、割りと勝敗を気にせず見ていた覚えがあります。
もちろん勝った時は嬉しかったですが、負けてめちゃくちゃ悔しいという事もなかった。

というのも、明確な理由がありました。

なぜなら、『生まれながらのファンである阪神タイガースは弱すぎた』からです。

負けてもぜんぜん平気な性格が、この頃形成されたように思います。

それに、小さいながらに結果だけで見るスポーツが、どうも面白くなかったんですね。

だからなのか、『スポーツ観戦を勝敗以外のところで見るクセ』が小さいころからついていたように思います。

たった一人のスター『新庄剛志』

それに、阪神タイガースには『新庄剛志』という僕のたった一人の憧れの人がいました。

彼のプレースタイルが大好きで、発言もとてもキラキラしていて、まさに憧れのスター選手でした。

野球を長く見ているので、他にも好きな選手はいるのですが、未だに新庄選手がダントツ大好きです。

野球を楽しく見るために心得たい事

前述しましたが、プロスポーツには勝敗があります。
勝敗に一喜一憂するのも醍醐味ですが、勝ち続けて優勝するチームもあれば、負け続けて最下位に沈むチームもあります。

どんなに強いチームを作り上げても、他のチームがそれ以上に強ければ、負けてしまうものなのです。

なので、私は『勝敗に左右されないスポーツ観戦の楽しみ方』を心がけています。

その心得は大きく分けて3つあります。

一つ目は、良いプレーに着目する。
二つ目は、負け試合を無理に見続けない。
最後は、現在の順位と勝敗を結びつけ過ぎない。

それぞれの心得については以下です。

良いプレーに着目する

まずは結果は度外視してでも、プレーひとつひとつを讃えるということです。

『今日のこの選手のこのプレーは、負けたけど良かったね。明日に期待しよう。』

勝敗に重きを置くと、負け続けたときに本当に辛くなります。

勝敗がある事ほど、のちに良い感情を残せる方が、断然良いと考えています。

負け試合を無理して見続けない

これはある種の防衛本能。

チームスポーツというのは、基本的にリーグ戦なので、年間で数十試合~100試合以上の試合があるので、どうがんばっても負ける日が必ずあります。

ここに大きなポイントがあって、『1つの負けは、1つの勝ちと均等ではない』という事です。

勝敗表上の1敗と1勝は同じ価値ですが、負けのパワーは勝ちを大きく上回ります。

だから全てを見ようとすると、負けの分だけフラストレーションが溜まっていきます。

もちろん、1位独走みたいなチームであれば1つの負けはそれほど気にならないし、「また明日明日」と切り替えることもできるでしょう。

しかし、順位がついている以上、1位を独走できる権利を持つのは1チームのみ。

それなら、負けたな!と思った試合は、途中で見るのを止めて、他に有意義に過ごせる時間を作りましょう。

見ない試合を増やす事で、あまり見ていない試合で負けても、それほど気にはならなくなってきます。

そう考えていると、私が1試合通して見る試合はほぼほぼ勝つので、
自称『私が見続けると勝率10割』という超ポジティブな考え方ができるようになりました。

1試合を見ることに集中できるようにもなったし、見られる試合をすべて見ていた時よりも、試合の状況を鮮明に覚えていたりもして、良いことも増えました。

現在の順位と勝敗を結びつけ過ぎない

勝った試合、負けた試合。

それぞれの結果で順位は変わってきますが、シーズン終盤戦で順位を争っている相手との試合を除くと、実は勝っても負けても1試合の影響はそれほど大きくないのです。

2020年のプロ野球は120試合なので、1つの勝敗は割合でいっても『シーズン全体の1%にも満たない』ことになります。

そのお陰なのか何なのか、どれだけ負けても、早々に消化試合に突入して行かないのが、日本プロ野球の一番良いところかもしれません。

それだけ1試合にエンターテインメント性が備わっていると考えています。

1つの勝敗を意識し過ぎないような形で、1試合を楽しむことができれば、1年で100試合以上のエンターテインメントがそこに存在することになります。

まとめると

我ながらそれぞれが抽象的な心得だな、と思いますが、
『良いプレーを讃え、結果に一喜一憂し過ぎないこと』
これが何より大切だと考えています。

これはスポーツにおける『一番楽しめる考え方』だと自負しています。

これからも、スポーツの力で、人を元気に、街を元気に、日本を元気に、していって欲しいものです。

また、日本プロ野球が世界の頂点を獲ることを夢みながら。

T-Akagi

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