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イラスト3ヶ月上達 4巡目 『認識の時間差攻撃(失敗)と…』


いやー上達法の前に、他の記事書いて寄り道しちゃってたから早く描かなきゃなー!


はい……ええ、はい。すみません。だめだわー


……かんぜんに出落ちです。


この記事あげるのに、先の記事、『感理伝』から二週以上掛かってしまいました。

お前さぁ……そんなスピード感で仕事できるの?みたいな幻聴が聞こえてくるようだ。

――まだ、4巡目である。

これはいけない。ま、まずい。

1枚のクオリティを限界まで上げたいとは思っていたけれど、流石に限度がある。だって、さいしょに三か月上達法をやると宣言した記事から、この4巡目記事で、ちょうど2か月経っちゃってるのだ。

ふた月で4枚しか上げられていない。上に書いてた記事をたしたら正確には5枚だけれど、微々たる差だ。この現実は無視できない。

イラストを仮に受注する戦略を取ったとして、こんなんじゃ仕事にもならない。記事を書いてイラストで引き付ける戦略を取ったとしても…いっしょ☆


毎日とてつもないイラストを上げているクリエイターがいる中で、こんなスピードとクオリティでやっていけるのか? 言うまでもない。



……――この4巡目での反省は、これなんです。



技巧とかイラストの学びどうこうより、自分の戦い方を根本から見直す必要がある。そのことに気づかされました。なので、今回は初っ端が反省です💦

確かに、技術面でも、こんかいも学びは多かったです。


ラフをなんとなく書いていた時から身体のデッサンを考えるようになったし、色も最初に比べたら、塗ったあとにレイヤーごと色調を変化させる。その.、ていどには気を遣うようにもなってきました。


四角形を描いて物体の角度、見え方を捉える練習&トルソー(腰上)の練習。


けれど、もっと根本的な処がぬけおちていました。
それは、スピード感に対し、自分自身に詰めること。

なにも、自分を責め立てる事ではありません。スピード感をもって作業するために、原因を探り出して解明することなんです。

遅いのなら、早めればいいだけですからねー。


さあ、前置きがながくなりました。下が、こんかいのイラストです。
はいどーん!

上達法4巡目。魔女さんと中国の妖怪「夔牛(水)」


しょ、正直に言っていい?


時間をかけた割には……じゃない?


今回のイラスト、描くときに、頭フル回転させていた。かつてないくらいには。


まず、女性にレインコートのフードを取り払う仕草をさせた。爪の赤と瞳をほぼ同時に見せるために。

魔女さんと牛の瞳の描き方も統一した。
ちがいは、写り込みの色が若干違う程度の差異にとどめている。

ゆび先に水を描いたのは、彼女が召喚した術者だと(立場が上だと)見せるためだし、目線を下に配らせた先に、ちょうど彼の目線と合わせることでも、関係性をしめす意図があった。


視線誘導の段取りはこーだ!

紅い爪+女性の瞳(目線)

    ↓

おんなじ瞳をした動物(夔牛)に視線誘導

    ↓

右下のスペースにある女性の右手(瞳と同色の爪+牛さんと同色の水滴)を見せる。【関係性の示唆】


女性のキャラは白髪だけれど、この視線誘導で赤を長くみせて、赤い、どことなく暗い印象のキャラだという認識も持たせたかった。(認識の時間差攻撃!)


でもね。やらかしちった。

この夔牛(青色。しかも水の質感)を手前側に置いちゃったから、最初の視線は牛さんの方に向きやすくなってしまった。

てか単純に、彼の方が体も瞳もでっかい
もー大きさも考えずに描いたのだれー?…って私か!(ぐはぁ)

……もうこの時点で【認識の時間差攻撃】も、【視線誘導による関係性の示唆】も失敗してしまっている。


うわー!ぐやっじぃぃぃい!!(じたばた)


上手く描けなかったのもそうだけれど、こんな、イラストで伝えるべき意図をここで書いていることも、悔しさの一因なんですよねー。紛れもなく。


これは記事だから、意図を書くこともできる。
確かに、この記事はイラスト練習の意図で更新している。

でも、プロはやろうとしていることをイラストだけで語れるんですよね…。


なりたーい。それくらいの絵描きに()


いや、でもね。気づいたこともある。

絵を描くことにおいて、これ割とアドバンテージだと感じたのだけれど、キャラクターとか構図とかが頭のなかから湯水のように湧き出てくるという一点において、6年前にお話を書いてて本当に良かったと思った。


じゃなければ、この段階で動物(牛さん)を描こうなんて思わなかっただろうし、3本の足を削って、水っぽい質感にしようとはぜったい思わなかっただろう、わたしは凡人だから。そのことは、わたしが一番良くわかっている。

だから、つくづく助かった。

私はお話を書いていた時、頭の中にある場面を文章に変換するタイプの物書き(名乗るのも烏滸がましいけれど)だったのだ。
じゃあ、今度はイラストに変換すればいいだけだものね? 


さてさて、冒頭でスピード感について言及しました。

今回で、いろいろ方法調べたので、実践しようと思うんですよー。

で、イラストを描き始めた人って、学生さんも多いだろうけれど、社会人の方もそれなりに多いですよね?

なので、素人とはいえ、最近がんばってイラスト描いている(つもりの)私の方法が、何か参考になればと思って、こちらに記載しようと思います。


❶ポモドーロテクニック

けっこうお馴染みの時間管理テクニックみたいですけれど、知ってました?少なくとも私は知らんかった(無知)


ざっくり言うと、やるべきこと25分。休憩5分のタイマーを交互に掛けて作業するだけ。

半強制のタスク管理です。これけっこういいですね。いやほんとに。作業がはかどるはかどる。

やるべきことを一個だけ決めて、それだけに向き合う。

ラインとかみたり、電話かける用事思い出したりしてタスク中断しちゃったら、また最初から。これもほどよい緊張感ですね。

だってそれやるの、25分にすら集中できてない自分の落ち度ですし。

責めてるわけじゃなく、【やるべきこと】のタスクが根本的にまちがっているかとか、集中できる環境がセッティングできてないかとか。

じぶんの内側に原因があるかもって意味での落ち度です。


❷パソコン開きっぱandアプリ付けっぱ。

これ思いついたとき、わたし天才かと思った

アホかな?って思ったでしょ。でもね。これまじであり。どうせ開いてるんだから、前に座ろっかなーってなる。

帰ってきたらクリスタ開いてるのに、ペン持たず無視ってYouTubeを開くほど、私はイラストに辟易してない。

というか、もう家にあるノーパソはマウスすら付けてない。ペンでカーソル移動するから、パソコンを使うのに、ペンは絶対握るのだ。

今のうちに、やる事が当たり前の状況を作り出しておけば、きっと嫌になったところで、イラストにも向き合える…はず!


❸タスクは!!!終わらねぇ!!!!

はい。これもね。ちょっと紹介したい。この狂気のかっこよさを


前回に引き続き、ウラ漫の動画から。

ケンガンアシュラの作画担当をしてるだろめおん先生の密着動画です。

てか、ここでもポモドーロテクニック使われてますね(知らなかったのホントに恥ずかしくなってきた)

再生してる9分30秒ほどから。
すごい。目から鱗が落ちたかと思った。

人の脳は、一つの作業を終えたと思ったとき、「疲労」を感じるらしい。

確かに、仕事を終えたときには達成感はあるけれど、やり切ったと思うこととあるけれど、そこからまた新たな作業をしようと思ったら、気合を入れ直さなきゃいけない。

だったら、終わらせなければいいのか!!(錯乱)

イラストを描き終えた事が終わりじゃなくて、投稿する事が終わりなんかじゃなくて……

記事を書きながら次のイラストの構想を考えて、もうすぐさま5巡目のラフに移ってしまったらいい。

これはすごい…理論上永遠に描いてられるじゃん!(理論ではない)

いま、どこからともなくアホかな?って声が聞こえてきたような気がするけれど、気にしませーん。

アホでいいんです。

だって、考えるよりも動くことの方が大事なときだってあるんですから。 

考えて、考えすぎて、失敗したらどうしようなんて…

『そんなの考えてたら、こんなもん、一歩も前に出ねぇよ』って、UVERworldのTAKUYA∞さんもLIVEで言っていました。

なんか今、ふと思い出しました。

って言うわけで時間が惜しい!またね!

6年前書いてたお話の二章ボスたち……もーちょっとかっこよく描きたかったなー

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