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法律わかってる社労士を目指して

おはようございます。ゲーミング社労士のT-GOです。
梅雨入りはまだですが、今週は梅雨入り模様な天気ですね。気候の変化に負けないようにしたいところです。

stand.fmの最新話更新しています。
「労働条件の原則」について話してみました。よろしければご清聴ください。

分かってるようで分かってなかった法律

先週末、特定社労士の今堀先生が主催する「判例を学ぼう」というゼミに参加してきました。

社労士は主に試験勉強において、労働法にまつわる様々な法律を学ぶわけですが、法律の趣旨や解釈を広く学ぶわけではないです。代表的なものとして「民法を学ばない」というものがありますね。

私は法学部出身でもなく、人事労務のキャリアも「社労士試験に合格した」が出発点なので、法律に関する知識に乏しいです。特定社労士試験では民法を少し学ぶのですが、正直なところあの研修だけで民法が把握できるとは思わないですし、思えないですね。

で、しかも人事労務に関する業務をこなせばこなすほど「あれ、これって本当にこういう解釈でいいんだっけ・・・?」みたいなことにぶち当たります。

特に労働契約法(笑)

労働契約法の条文や根拠としている判例を見たりするときが顕著ですね~

確かに言ってることはわかるんです。一応特定社労士ですし、その条文を「表面的に見てどういうことを言っているのか、指しているのか」はわかります。

でも、もう少し解釈を広げ「そもそも契約ってなんだろうか?」とか「そもそもその雇用関係ってちゃんと契約関係にあるのか?」とか。

労働基準法や労働契約法だけを勉強している社労士は、特にこれらのことを意識することなく「すでに労働契約関係にある状態において」考えることがほとんどだと思います。
でも労務リスクを考慮すると、もう少し視野を広げて考えてみなければいけませんね。だってその労働契約、本当に成立しているかどうかわかりませんから。

このあたりは、社労士試験制度の問題なので、社労士自身が悪いわけでもないと思っています。

とはいえ、労働法(と社会保険)のプロを謳う以上、広い視野で物事を判断しつつ、さらに見識を深める必要はありそうです。

実務家であれとは思うが、より高度な実務家であれ

先日ツイートもしてたんですが、僕は社労士は「実務家であれ」と思っています。今もその考えはあまり変わっていません。
(3号業務だけやってる人を否定する意図は全く無いです。1,2,3号どれも大事。なんなら僕は3号業務だけでやっていきたいと思ってるくらい。)

でもね。実務やればやるほど感じるんですよ。自分の力の貧弱さ、見識の低さに。。。まだまだ知らないことが多いなぁと。

ずっと、ずっとずっと、学び続けていかなければなりませんね。

あ、ちなみにこのゼミを通じて、パラリーガル的な社労士もカッコいいなと思いました。単純!(笑)

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