見出し画像

休職者への対応として押さえておきたい2つの対応

おはようございます。ゲーミング社労士のT-GOです。

↓↓↓stand.fmの最新話はこちら↓↓↓

休職者への対応方法

誰しも心身ともに健康で生活すること・働けることが望ましくありますが、生きている以上どうしても心身に不調をきたすこともあります。

自分自身でケアしたり、誰かのサポートを受けながら体調を整えることができれば良いのですが、どうしてもダウンするケースもあるでしょう。

会社の休職制度は、そのようなダウンしてしまった人を守るための制度ともいえます。
(厳密な休職制度を語るには、膨大な量になりますし、僕としてももっともっと学ばなきゃいけないくらいには休職は難しいですね。)

さて、企業の人事労務担当者としては、このように休職制度を使って休職する人との対応を考えなければいけません。

  • どうやって対応するの?

  • 連絡ってどうするの?

  • やっていいこと、やったらダメなことってあるの?

色々気をつけながら対応していく必要がありますし、間違った対応をしてしまうと、後々トラブルにもつながりかねないので注意しないといけないですね。

はい、色々と対応しなければならないことはありますが、私としては次のことに気をつけておけば、割とスムーズにいくんじゃないかなぁと思っています。それは、

  • 「まずはゆっくり休んで心身ともに快復してほしい」という気持ちを伝えること

  • 定期的な連絡方法(≒生存確認、状況確認)を握っておくこと

休職者は、身体・精神の症状を問わず、精神的に参っている状態なことがほとんどです。なので、まずは会社として「安心して休職していいよ」という姿勢を示すのが効果的です。
従業員としては「療養に専念できる保障」を得ることができますし、結果的に快復につながりやすくなると考えています。

ただ、快復後に本当に復職できるかどうかは別問題だと考えています。復職というのは、「元の職場に戻ること」が大原則ですが、このあたりは個人の事情(=戻りたい/戻りたくない)もあるので、別枠で考えるのが良いと思っています。結果的に退職することになったとしても、心身ともに快復している場合は、どんな結末であろうとトラブルになる可能性も低くなりますので。

もう一つの、定期的な連絡手段を握っておくことですが、こちらは企業の安全配慮義務の一環ですね。特にメンタル不調者の場合は、ともすれば自死につながるケースもあるので、会社として定期的に状況を確認する方法・手段を確立しておいたほうが良いですね。

大きく「休職者に連絡をさせる」or「会社から連絡をする」の2パターンありますが、これは状況にもよるかなと思います。個人的には「休職者に連絡をさせる」派ではあるのですが、休職者の事情は人によってそれぞれ違いますし、場合によっては「会社から連絡をする」方が良いケースもありますからね。

現職でも休職者対応を行ったことはありますが、正直これは経験をモノを言う世界でかなり難しく感じています。なんなら休職者の対応をしている人自体がプレッシャーを感じて心身ともに不調となる、なんてこともありますからね。

誰もが心身ともに健康で働いて楽しいと思える社会を目指したい、と改めて感じた次第です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?