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第1回:「光る君へ」

今、毎週の楽しみといえば大河ドラマ「光る君へ」。吉高由里子さんがのちの紫式部(現・まひろ)、柄本佑さんが藤原道長を演じる平安大河です。

大河といえば「鎌倉殿の13人」も最高でした。三谷幸喜さんの脚本が本当に最高だった。緩急がえぐい。
憎めないパパ、なぜかすぐ脱ぐ幼馴染、ラノベばりに人生が変わっていく義時。キャラクターも最高でした。

今回の「光る君へ」も同じく大石静さんの脚本が素敵。そもそも紫式部と藤原道長は史実的には幼馴染でもなんでもないのに史実に戻ってこれる距離感で膨らむストーリー。
あたかも少女漫画の当て馬男子・直秀や、リアルF4(藤原の子息たち)、陽キャなききょう(のちの清少納言)と隠キャなまひろ。キャラクターたちもそれぞれが良い存在感。

脚本がおもしろく、演者も美しく、キャラクターもたのしい。

でもそれだけじゃない。私の推したい気持ちはそこだけじゃない。

1つの作品に、いろんな見識やセンスが集まって補完しながら2倍も3倍も楽しめる!!!しかもリアルタイムに!!!

これを書くにあたって色々考えてみたんですが、私が「光る君へ」を推す理由はここでした。

Xでは和歌が出て来れば古典クラスタが解釈を展開し、放送が終われば「#光る君絵」と称してイラストが展開され、時代の考察や発言の意図、「こういうことかもしれない」がどんどん出てくる。

そしてそれを語る各分野のツワモノたちが、とっても楽しそう!!!
これが最高!!!

毎週日曜放送の大河ドラマですが、1週間周辺情報でずっと楽しめる。
通常のドラマでも考察は盛り上がりますが、大河は「史実」があるのでそれを前提にするとどうかの考察軸がある。史実とドラマを行き来する楽しさがあります。

私は元々「知らないなんてもったいない!その人の人生追体験したいから小説もマンガも大好き!」な人(是非こっち↓のnoteも♡)なので、このどんどん補完されて自分が見たものに色や厚みが重なっていく体験自体が大好き。


そんな私の「光る君へ」の楽しみ方をおすそ分け。
日曜20時に大河を観て、Xも観て、周辺情報にたっぷり浸かって楽しい半年間を過ごしましょう!
まだ間に合うよ!!!


◆何倍も楽しくなるオススメリンク集

まずはここから!「光る君へ」回想(美術展ナビ)

平安時代推し(というか清少納言推し)で名高いたらればさん推薦の周辺本

光る君絵(というか大河絵)で一番好きなKEI-COさん

なんならXで「#光る君へ」を見て欲しい・・・!それはもうさまざまな解釈や想い、見識で溢れているので!!
(それをやっちゃ結局語れていないも同義では)


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