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アメリカと日本を行ったり来たりして、強く感じている違い。

(写真はホノルル空港のゲート:2021年12月撮影)

あけましておめでとうございます。

新年が明けてから一週間以上お休みをしましたが、2022年noteを再開いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

遅ればせながら、ハイパフォーマンス・コンサルタントの髙澤健(たかざわたけし)です。

これをお読みいただいているあなた様も含めて、一人ひとりが「最高の自分」に向って成長し続けることに役立ちたいと願って書いています。

記事を読んで成長のための刺激やヒントが少しでも得られれば幸いです。

2021年の年末はハワイにいる息子夫婦のところに出かけ、新年を迎えました。

大晦日の年越しそばも、元旦のお雑煮も、Tシャツと短パンで食べるという気候の中で、季節感が狂ってしまいました。

アメリカ

初めて外国に出かけたのは、1976年のこと。10歳の夏でした。その場所はハワイ。45年前のことです。

初めて覚えた英語は、

フォーティーン、ナインティーン、キープリーズ(1419 Key Please)」

その時は単なる呪文にしか聞こえなかったので、言葉の意味が「1419号室の鍵をお願いします」という意味であることも知りませんでした。

その後、アメリカ人から英会話を習うことになり、高校生の時には当時は珍しかったアメリカ人家庭での一ヶ月のホームステイをしたりと米国との関わりが増えていきました。

その後英会話スクールで働く事になると、ホームステイプログラムを企画して14年に渡って米国に数百名の参加者を引率することもしました。

それで終わらず、英会話教師のトレーニングやカリキュラム作成をしていた米国人女性の同僚と結婚することになったりと、米国との関わりがどんどんと深まったのでした。

二人の子どもをバイリンガルに育てて、双方の社会で適応できるようにと、小学校・中学校は日本の公立学校。高校・大学は米国で就学するために、2009年から2014年には米国に移住もしました。

数えたことがありませんが、米国と日本を何度も行ったり来たりしています。

日米で違うなぁと思うこと

同じところはどこだろうと思うほどに、二つの国の文化や習慣など異なります。

文化を氷山のように捉える考え方があります。

水上に飛び出ている部分が「目に見える文化」で、服装建造物のスタイル、音楽食事言葉など可視的な文化を表します。

水面下の部分を「目に見えない文化」として、考え方、信仰、行為の意味、言葉の意味などに当てて考えるわけです。

水面下の大きな部分、目に見えない文化が、目に見える文化の根底にあるわけです。

日米ではこの氷山全体、目に見える見えないは関わらず、異なる事ばかりのように思います。

いや、目に見える服装は似ていると思われるかもしれません。でも実際にはアイテムが同じだとしても、似ているとは思えないのです。日本を基準に考えれば、米国は随分と「カジュアル」だと思います。

米国から日本を見ると「フォーマル」に見えると思います。

今回オアフ島、マウイ島、カウアイ島を移動しましたが、飛行機に搭乗する際に年齢・性別にかかわらず、ビーチサンダルで飛行機に乗っている人がほとんどでした。

日本の飛行機にいくら南国だからといっても、ビーチサンダルで飛行機乗る人はそれほど多くないと思います。

どちらかが正しくて、どちらかが間違っているとは思っていません。

但し、その国の文化習慣に倣わないと、「間違っている」と思われますよね。

ですから、米国人が日本の家の玄関で靴を脱がずに上がってくれば、「間違い」になるわけです。

今回の旅で改めて感じること

今回、ハワイ州とカリフォルニア州に年末年始訪問して、改めて強く感じたことがありました。

文化習慣というようなものでないと思います。

雰囲気」なのです。

当たり前のことだろうと笑われるかもしれません。

どんな「雰囲気」かというと、

日本:「無理、できない」雰囲気
米国:「きっと、できる」雰囲気

なのです。

米国に来て、2022年の見通しや計画を考える時、「願ったことは必ず達成できる」というような気持ちになる、そんな雰囲気があるのです。

日本ではあれこれと同じように考えても「やっぱり難しいからやめた方が良いかもしれない」というような気持ちにさせられる雰囲気なのです。

これは文化習慣というものではないというなら、何なのか?と突っ込まれそうです。

しかし、上手く捉えられないのですが、「空気」の違いを感じるのです。

やはり、そこに住んでいる人たちの考え方によるのでしょうか

その源泉はどこにあるのかは分かりませんが、この違いについては「きっと、できる」雰囲気の方が良いなぁと正直思ったのでした。

もし、そこに住んでいる人たちの考えによってそのような「雰囲気」が決まるとしたら、私の周りに「きっと、できる」雰囲気をまき散らしたいなぁと思いました。

あなたの周りにはどんな雰囲気がありますか?

今年もよろしくお願いいたします。

最後までお付き合い頂きありがとうございます。


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