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『Tokyo Dialogue 2023』

開催概要

出展作家 / Artists:
<写真家> ×<歌人> / Photographer & Tanka Poet
山元彩香 × 川野芽生 / YAMAMOTO Ayaka × KAWANO Megumi

<写真家>×<俳人> / Photographer & Haiku Poet
村越としや  × 神野紗希 / MURAKOSHI Toshiya × KONO Saki

<写真家>×<詩人> /  Photographer & Poet
濱田祐史 × 水沢なお / HAMADA Yuji × MIZUSAWA Nao

会期 / Dates: October 7th - October 29th 2023
※工事の状況により、一部作品をご覧頂けない場合がございます。
Venue map: TODA BUILDING工事仮囲(東・南面)
入場料 / FEE:無料 / FREE

キュレーター / Curator:小髙美穂 / ODAKA Miho

企画 / Organizer :
T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 実行委員会、戸田建設株式会社 
T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO Committee & TODA corporation 

企画展『Tokyo Dialogue 2023』キービジュアル

|企画展『Tokyo Dialogue 2023』

『Tokyo Dialogue 2022-2024』は、京橋に120年余り本社を構える戸田建設と、京橋を含む東京駅の東側エリアで屋外型国際写真祭を展開するT3 PHOTO FESTIVAL TOKYOが共同で2022年から3年間かけて展開するプロジェクトです。

このプロジェクトでは、毎年、「写真家」と「書き手」がペアとなり、京橋を舞台に「写真」と「言葉」で紡ぎ出す“対話”を通して、変わりゆく都市の姿を描き出します。本年は、写真家の山元彩香、村越としや、濱田祐史、書き手の川野芽生、神野紗希、水沢なおの6名が参加。写真家が撮った写真作品に対して、書き手が短歌、俳句、詩で応答し、両者がコラボレーションした作品を屋外に展示するとともに、作品集を制作・発表します。

目に見えない土地の歴史、あるいは変わりつつある街や人々の風景など、様々な観点から都市の姿を自由に解釈し捉えた作家たちの作品を通じて、未来に残る「東京」のドキュメントになればと考えています。

昨年度『Tokyo Dialogue 2022』の様子

|出展作家/キュレーターのご紹介

 < 写真家> 

山元 彩香(やまもと あやか)

1983年兵庫県生まれ。京都精華大学芸術学部造形学科洋画コース卒業。馴染みのない国や地域へ出かけ、そこで出会った少女たちを撮影することで、その身体に潜む土地の記憶と、身体というものの空虚さを写真にとどめようとする。近年の展覧会に「記憶は地に沁み、風を超え 日本の新進作家vol.18」(東京都写真美術館、2021年)、個展「We are Made of Grass, Soil, Trees, and Flowers」(Taka Ishii Gallery Photography/Film、2021年)。2018年さがみはら写真新人奨励賞を受賞。
Web : http://ayakayamamoto.com/
Instagram : @ayakayamamotoo

山元 彩香(やまもと あやか)

村越 としや(むらこし としや)

1980年福島県生まれ。故郷の福島県を主な被写体に選び、人の持つ潜在的な記憶と自身の記憶、そして土地の記憶をなぞるように継続的な撮影を行う。 2011年の東日本大震災以降はより重点的に福島の撮影に取り組み、写真術を用いて風景の変化と矛盾、人々の視覚的な認識の違いなどを見出だそうとしている。写真を発表する手段、場についても意識的である。2011年日本写真協会賞新人賞、2015年さがみはら写真新人奨励賞を受賞。
Twitter : @murakoshi_t
Instagram : @murakoshi_toshiya

村越 としや(むらこし としや)

濱田 祐史(はまだ ゆうじ)

1979年大阪府生まれ。2003年日本大学芸術学部写真学科卒業。東京を拠点に国内外で作品を発表している。写真の原理に基づき概念を構築し、自身の記憶、偶然などを介して写真の多様な表現機能に根ざしたパフォーマティブな作品を制作。近年の展覧会に「沈潜と蒸留」(ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション、2020年)、「至近距離の宇宙 日本の新進作家 vol.16」(東京都写真美術館、2019年) 、個展に「Incidence and Reflection」(2022年)など。
Web : http://hamadayuji.com/
Twitter : @YujiHamada1
Instagram : @yuji.hamada

濱田 祐史(はまだ ゆうじ)

<書き手>

川野 芽生(かわの めぐみ)

1991年神奈川県生まれ。歌人、小説家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍中。2018年、第29回歌壇賞受賞。第一歌集『Lilith』(書肆侃侃房、2020年)にて第65回現代歌人協会賞受賞。著書に短篇集『無垢なる花たちのためのユートピア』(東京創元社、2022年)、掌篇集『月面文字翻刻一例』(書肆侃侃房、2022年)、長篇『奇病庭園』(文藝春秋、2023年)がある。
Web : https://daydreamletter.amebaownd.com/
Twitter : @megumikawano_

川野 芽生(かわの めぐみ)

神野 紗希(こうの さき)

1983年愛媛県生まれ。俳人。高校時代、俳句甲子園をきっかけに俳句を始める。第11回桂信子賞受賞。句集に『光まみれの蜂』(角川書店)『すみれそよぐ』(朔出版)、著書にエッセイ『もう泣かない電気毛布は裏切らない』(文春文庫)ジュニア向け『俳句部、はじめました』(岩波書店)他。日本経済新聞俳壇選者。現代俳句協会常務理事。聖心女子大学講師。
Twitter : https://twitter.com/kono_saki?s=20

神野 紗希(こうの さき)

水沢 なお(みずさわ なお)

1995年静岡県生まれ。詩人。2016年第54回現代詩手帖賞、2020年第1詩集『美しいからだよ』(思潮社)で第25回中原中也賞受賞。詩集『シー』(思潮社)、小説集『うみみたい』(河出書房新社)。
Twitter : @mizusawanao

水沢 なお(みずさわ なお)

<キュレーター>

小髙 美穂(おだか みほ)

写真を中心とする展覧会のキュレーションや、コーディネート、作家マネージメント、執筆を中心に、日本と世界をつなぐ様々なフィールドで活動している。2015年東京国際写真祭、2017年T3 Photo Festivalにて展覧会キュレーション。2019年表参道画廊での「家族系統樹」展キュレーション、2015年より国際写真賞「Prix Pictet」東京巡回展のコーディネート及びキュレーションを担当。

小髙 美穂(おだか みほ)

|写真集『Tokyo Dialogue 2023』

本展に向けて制作された作品(写真38点・詩歌21点、展覧会未発表作を含む)を収録。T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2023の会期中に販売します。

販売期間:2023年10月7日(土)~29日(日)
販売場所:72 Gallery(営業時間12:00~19:00 )
オンラインショップ(https://t3photo.base.shop/)                           販売価格:2,000円(税込)
書名:写真集『Tokyo Dialogue 2023』
写真:山元彩香/村越としや/濱田祐史
言葉:川野芽生/神野紗希/水沢なお
デザイン:中島雄太(Yuta Design Studio)
仕様:A5判・64頁
発行日:2023年10月7日
発行:一般社団法人TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY

トークイベント『Tokyo Dialogue 2023 ~写真と言葉による対話~』も開催

【第一部(書き手)】テーマ:「言葉の中の私性」
登壇者:水沢なお、神野紗希、川野芽生、小髙美穂
【第二部(写真家)】 テーマ:「写真の中の時間性」
登壇者:濱田祐史、村越としや、山元彩香、小髙美穂

日時:2023/10/19(木)18:00-20:30
会場MAP:TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY

アクセス:JR東京駅 八重洲南口より徒歩7分
都営浅草線 宝町駅A4番出口より徒歩1分
東京メトロ銀座線 京橋駅1番出口より徒歩1分
https://tip.or.jp/access

チケット料金:1.3,000円(税込)※一部または二部のみ参加+作品集付き
2.4,500円(税込)※一部&二部共に参加+作品集付き
3.2,000円(税込)※一部または二部のみ参加
4.3,500円(税込)※一部&二部共に参加

チケット購入(Peatix):https://t3-tokyodialogue2023-talk.peatix.com

主催:一般社団法人TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY
企画:T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO実行委員会
協力:戸田建設株式会社

|TODA BUILDINGについて

戸田建設は、京橋一丁目で本社建替えを含む大規模開発を進めており、2024年に「TODA BUILDING」を竣工し街区が生まれ変わります。都市再生特別地区、土地区画整理事業などの開発制度を活用し、建物低層部に京橋エリアの地域特性を活かした“新たな芸術文化の拠点”を形成します。上層部はテナント専用ビジネスサポート施設を有するオフィスフロアで構成し、来街者や働く人がアートに出会う場を創出します。

TODA BUILDING外観

|Photo Report

<写真:山元彩香×短歌:川野芽生>

撮影:加藤健
撮影:加藤健
撮影:加藤健
撮影:加藤健
撮影:加藤健

<写真:村越としや、俳句:神野紗希>

撮影:加藤健
撮影:加藤健
撮影:加藤健
撮影:加藤健
撮影:加藤健

<写真:濱田祐史、詩:水沢なお>

撮影:加藤健
撮影:加藤健
撮影:加藤健
撮影:加藤健
撮影:加藤健

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