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今までの人生73(私のうつ病と伯母の認知症5)

伯母のデイサービスのことも考えながら
今度は伯父の家に訪問する日がやってくる。

自分のうつ病と伯父宅の訪問。
伯母の様子見。


これもうつ病のリハビリと言い聞かせ

伯父宅への訪問を
認知症の伯母と母と3人で向かう。

向かっている最中の乗り物の中でも
叔母は何回も同じことを話し
同じこと聞き
母はほとほと疲れた顔をしていた。
私は母との話の間に割って入り
話題を私と伯母のやり取りにチェンジし
母を少し休ませた。

うつ病の私にも楽なことではない。
ただ過去に介護職をしていた時に経験があり
少し慣れていたのもあってか
何度同じ話されても初めて聴いた様な対応。
何度同じことを聞かれても同じく答える。

イライラしてもしょうがないのだ。
伯母本人が忘れてしまっているのだから。

ただ一つうつ病の私には辛い話題があった。
おじちゃん(私の亡くなった父)元気?
お父さんは昨年亡くなって

伯母ちゃんも葬儀に来てくれたよ。
と話すと伯母は、死んじゃったのかい・・・
そんなことも私は忘れてるんだね。
と泣きながら私に話す。

数分経つと泣き止んでいて
またその話の繰り返しで泣く。

私にとっても辛すぎる話題だ。
でも私は泣くのを我慢し伯母の対応を続ける。

話題を変えても気になることは頭に残るのだろう。
しんどい思いをしながら何とか伯父宅へ到着。

伯父宅は相変わらずの状態だが
伯父本人はノンアルコールに変えてから
体調は良さそうに見えた。
浮腫も取れて昔の伯父の顔に戻ってきていた。
薬の飲み忘れはあるものの
飲んでいる時もちゃんとある。
伯父本人は清潔感もあったし
お風呂にもちゃんと入れているようだった。

伯父宅で話をしている時の伯母は
割と安定していた。
ただ新しい記憶を維持できないので
昼食の後片付けをしたテーブルを見て

伯母「お腹すいてきたねぇ」
伯父「姉さんさっき食べたのじゃ
            足りなかったのか?あははっ。」
伯母「ご飯食べたべてたか・・・」

私と母はご飯を食べたことも覚えてない事に
驚き顔を見合わせた。

伯父の夕飯の用意をし
薬は忘れないように!
と伝え私たちは帰宅した。

私も自宅へと帰り
母に電話をし
伯父に定期的な連絡と訪問。
伯母の病院の付き添いや買い物など
大変だろうけど無理しないでね。
と伝え何かあったらすぐ行くから
いつでも連絡してと安心させた。

しばらくは現状維持なのかなぁ・・・

と思い私は自分の生活ペースを続け
寝たり起きたり泣いたりイライラしたり
自分のうつ病と
格闘していた。

数日後、母からの電話。

「お兄ちゃん(伯父)電話に出ないんだけど
    友達と温泉でも行ってるのかな?」


いつもだったら夜にでも折り返しの電話が
来るのに来ないことを母は気にしていた。


今日はここまで


今朝は中途覚醒があり
良くない夢も見たけど
6時の目覚ましで起き上がり
白湯飲んで軽い朝食。
散歩は玄関のドアを開けて
あとから考えることにした(笑)
いつもより寒くて熱計ったら微熱・・・
今日する予定の散歩と洗濯は
午後からにしよう。
午前中はこれで一旦休憩。

30代後半でうつ病になり、 病気になった原因や、 51歳を機に第二の人生を歩もうと未来を望むことを決めた、 これからのことを綴っていきたいと思います。