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今までの人生67(ちょっと少しの前進10)

伯母はいつもの病院に行く前に
血圧を測り熱を計る。

私がふっと思い浮かんだことはきっと確実な事だと
自分の中で確信した。

伯母は朝、血圧の薬を飲み病院に行く準備をし
血圧を測った。
その血圧が高くて、また血圧の薬を飲んだ。
そして熱を計ろうとしたが体温計が見当たらず
母の元へ体温計を借りに来た。

要は朝、自分で高血圧の薬を飲んだことを
忘れ(覚えていなくて)病院に行くために
測った血圧の高さに薬を飲まなくちゃと思い
追加で薬を飲んでしまった。

短時間で2回分の高血圧の薬を飲んだため
低血圧症を起こしたのだと・・・

これは私の中の確信なだけであって
確実なことかどうかは伯母本人しか
分からないことだ。
なので私は母にも言わず自分の胸で止めた。


伯母の退院が決まった。
入院から5日後。
従姉と母と3人で伯母の迎えに行った。

病棟まで行き、談話室で母に伯母の相手を
してもらっている間に先生からの説明を受けた。

脳のCT画像を見ながら先生は言った。
飲んでいた血圧の薬を1回も飲ませなくても
血圧は安定
していった。
それと共に行動や言動も落ち着き
血圧も安定しているので血圧の薬も飲まないで
大丈夫
です。
には以上は無いので

認知症の心配は無い

ですよ。

はぁ?!
あれだけ同じことを言って
覚えてないこと増えてきて
行動がおかしいこともあるのに
認知症じゃない??

私は先生に口出ししそうになったが
同居し生活状況を知ってるのは従姉だ。

その従姉が認知症の心配はない
という言葉に安心したのか、何も質問しないので
私は口出しするのを我慢した。

私はモヤモヤしたまま実家に帰宅した。

退院祝いにご馳走するから夕飯食べに来て!
と、従姉から連絡があり夕方に従姉宅へ向かった。

ピザが届いていてピザパーティーになった。

そこでも私は驚いた。

伯母の食べ方が、今まで見たこともないような
食べ方だったからだ。
何切れも手元の皿に取り
今まで何日も食べてなかった人のように
ピザに食らいつくように
口に運んでいた
からだ。

従姉は横に座っていて気が付かないのか
触れないようにしているのか・・・

私もその時は美味しくご馳走になり
実家に帰った。
部屋に入って部屋着に着替えながら

「お姉ちゃん、伯母ちゃんの食べ方みた?」

母も気がついていたらしく聞いてきた。

「見たよ・・・かぶりついていたって言うか
    ムシャムシャ何日もご飯食べてない人みたいな
    凄い汚い食べ方してたし量も凄かったね。」

と答えた私に、病院の先生はなんて言っていたのか
聞かれたので説明した。

母も私と同じ反応だった・・・

疲れたねぇ・・・
とお互いに顔を見合せ
どうしたものかと思いながらも
翌日私は帰宅した。

そしてまた大変な事態が起こる。


今日はここまで


昨日いつもと同じくらいの時間に寝たのに
朝6時の目覚ましでは目が覚めたけど
お布団から出られなかった・・・
出られないくらい寒いわけじゃない。
重だるい。
熱は無い。
食欲も普通。
運動不足かな・・・

30代後半でうつ病になり、 病気になった原因や、 51歳を機に第二の人生を歩もうと未来を望むことを決めた、 これからのことを綴っていきたいと思います。