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今までの人生87(私のうつ病と伯母の認知症19)

入院手続きに
まだ時間かかるとしか母に連絡していなかったのと
入院荷物の付き添いまでして帰ってきたことに
母は私に怒りをぶつけた。

夕飯の準備もして待ってる身にもなりなさい!

言われて当然だ。
私は母のために実家に来ているのに
ほぼ伯母のことばかりで動いている。

お母さんのこと中心で実家に来てることを
説明するが、母もヤキモチというか・・・
伯母には娘がいるのに
何故自分の娘にこんなにも頼るのか。

そうゆう気持ちも積もって来ていたのだと思う。

母の気持ちは重々承知だ。
だが壊れそうな従姉を見ていられなく
助けたい気持ちもある。

この気持ちをどう母に説明すれば
気持ちを落ち着かせられるのか・・・
母が作って待っていてくれた夕食を食べながら
私はいつの間にか泣いていた。

この涙が母の怒りをまた強める。

母は怒っているんじゃない
やりすぎじゃないの?と
きっと言いたいのだろう・・・

うつ病回復期にある今の私にはわかる。

でもその時の私は
母の姉とその娘の身近な親戚だ。
その助けになりたいと必死だった。
母の負担も減ると思っていた行為だった。

今よりもまだ調子が悪かった私は
怒鳴られて叱られて怒られている。
としか感じなかった。

母も私がうつ病になった時よりは
理解はある・・・が
突然泣いたり
落ち込んだり
イライラしたり

そう言うことに対しての対処は
分からなかったのだろう。

放っておけば落ち着くのに
母は心配で私に声をかける。

少し放っておいて・・・

私はボソッと呟いた。

食事を残すとまた母が心配するか
怒るかもしれない。
頑張って詰め込み
散歩してくる。
と、30分くらい外を歩きながら泣いた。
寒さと涙で顔が痛くなってきて帰宅する。

母はあまり後に引きづらないタイプだったので

「おかえり〜外寒かったでしょ
   電気ストーブつけて暖まりなさい。」

カフェオレをいれてくれた。
飲みながらグズグズしてる私には構わず
母はテレビを見て普通に私に話しかけていた。
私もそれに普通に応え、その夜は伯母のことには
一言も触れず床についた。

月曜日には帰ることを伝え
翌日からの土日は
母の買い物を手伝ったり
一緒にテレビを見たり
昼寝したり
髪を染めてあげたり
母と二人だけで過ごした。

母もいつも通りの母だったし
私も伯母が入院してるので気にすることなく
気持ちは楽だった。

月曜の朝
いつものように父の仏壇に線香をあげ
コーヒーを飲み
お昼ご飯は軽くでいいねーなどと話しながら
朝のテレビを見ていた。

さぁ帰るまでの時間何しよっか?
特にないかなぁと母と話している時
従姉からの電話だ。

病院から電話が来て
担当医に見てもらったら
入院中も
自分で歩いてたし
痛がっていませんでしたよ?

って言われた。と・・・

退院してもらうので迎えに来たください。
って言われたんだけど付き添って〜。

帰る日なのは伝えてあったが
午前中の事だ、行ってこようと思い
母の顔を見る。

困ったね・・・
という顔をしていた・・・

とりあえず電話を切り
従姉からの説明を母にし

「認知症って大変だね・・・」

とつぶやく母に

「本当にね・・・」

と応え

従姉と2人で伯母の退院のお迎えに行く。


今日はここまで


6時に起き上がれた!
が気温はいつもより温かいのに
体が寒い。
急いでストーブをつけに行くと
いつもは室温4℃なのに7℃もある。
なのに今までより自分の体は寒さを感じている。
風邪ひくかもしれない(汗)
もう一度さらに着込んで布団にもぐった。

30代後半でうつ病になり、 病気になった原因や、 51歳を機に第二の人生を歩もうと未来を望むことを決めた、 これからのことを綴っていきたいと思います。