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今までの人生92(私のうつ病と伯母の認知症24)

ケアハウス入居料は引き落としだが
病院代、諸経費は毎月の請求で振込
お小遣い等は直接担当者に渡しに
行かなければならないシステムだった。

最初のお小遣いお届けは直接、事務員との
やり取りだったのか不安はなかったようだ。

そして月末の病院代や諸経費等の振込の日が
やってくる。

従姉から今度いつ実家に来るのかLINEが来た。
見て欲しい書類と振込に付き合って欲しい
という内容だった。
うつ病の私も難しい説明を文字として読むのは
得意では無い。
不安ながらも手伝ってあげようと奮起。

買い物がてら実家に行ってもATMがあるスーパーに
行くので付き合うのは問題がない。
見て欲しい書類がなんなのか・・・

実家に行って従姉宅に行くことを
母はあまりよく思っていないというか・・・
母のために来てるのに・・・
という気持ちが母は強くなってきており
伯母の認知症が始まってから
不機嫌になることが増えた。

ただ膝が痛い母は買い物ついでだからと言えば
何とか納得し、買い物を頼まれ
従姉宅に向かう予定にした。

実家に訪れた金曜日。
昼頃実家に到着し、母と昼食を摂る。

従姉が仕事から帰ってくる時間までは
母とのんびり過ごしていた。
もちろん従姉から連絡が来たら
書類の件とスーパーの買い出しもしてくることを
伝え、母の買い物も頼まれた。
ご機嫌はまあまあだ。

自宅にテレビがない私は
実家でたまに見る母とのテレビの時間が大好きだ。
笑いあったり語り合っあり
母も一人暮らしでコロナ禍ため
人と話すことも少ないだろう。

そんな中、従姉から来て欲しいとLINEが来る。

「行ってきまーす!鍵は持ってくね。
   なるべく早く戻ります〜。
   帰宅したら内容話すね!」

と声掛けし従姉宅へ向かった。

従姉は帰宅したばかりでバタバタしていたが
書類を見せてもらい何に困っているのか
私には分からなかった。

書類の内容は
ケアハウスの料金や病院代
お小遣いから買ったもの等

リストや楽しく過ごしている様子のわかる
ペーパー冊子。
あとはその内容で納得できたか
料金やお小遣いの使い道や金額等が
間違っていないかの署名をするだけだ。

従姉が色々管理してるので
従姉の名前と続柄 押印
あとはそれを3つ折りにし
同封された封筒に入れて出すだけだ。

事務仕事を経験したことがない従姉には
書類に目を通す。
ということ自体が苦痛なのだろう。
そして驚いたのは続柄だ。

入院の時にも何度も書いているはずなのに
次女 でいいのか不安だったらしい。
入居している伯母から見て次女なのだから
次女って書いてハンコ押せば終わりだよ!
と伝え安心したのか書類に署名をしていた。

さぁ次は買い出しついでの振込だ。
従姉は伯母が元気な時、世帯主が伯母なためか
振込を1度もした事がなく
入金(お預け入れ)すらしたことがないという。
正直私よりも年上の従姉がそこまで出来ないことに
私は驚いた。

振込先や金額が書かれた用紙を忘れずカバンに入れ
ATMに向かう。
現金振込みが出来ないATMなので口座からの
振込になることを伝えるも意味が通じない。

一通り暗証番号入力以外は一緒に操作し
何とか振込も完了。

「はぁ・・・こんなの毎月やるのしんどいね。」

と従姉は言った。


今日はここまで


昨晩は眠れず朝方寝付き
1時間おきの中途覚醒しながら
何とか8時に起き上がった。
午前中のやる事やって
午後からは多分復職よりもしんどい
決戦の日だ。
乗り越えるしかない。
頓服が残っていてよかった。

30代後半でうつ病になり、 病気になった原因や、 51歳を機に第二の人生を歩もうと未来を望むことを決めた、 これからのことを綴っていきたいと思います。