見出し画像

火曜日しばらく雑記帳・2024 CW05

先週の後半からちょいと時間のプレッシャーが厳しい仕事が舞い込んだ。

私が日本時間の昼間に試験結果とその分析結果をヨーロッパにインプットし、ヨーロッパのチームがよってたかってCETの昼間のうちに検討する。だから日本時間の夕方から夜は chat group でのああでもないこうでもない議論が始まるので、それに付き合い、こちらからは必要な情報をタイムリーにインプットしなければならない。その結果、修正ソフトウエアがリリースされるが、それが日本時間の深夜となる。それを川崎にある試験設備にダウンロードして試験実施し、試験結果と分析結果をまとめるのだ。所要時間は2時間ちょい。そのまま翌日の朝を迎え、また繰り返しである。

なので、木曜日の晩は、久々のほぼ徹夜、金曜日の晩に友人と横浜・野毛に飲みに行ったり、土日もプライベートの用事がいくらかあったものの、うまく合間を縫って仕事を進めた。

そうして日曜日の日本時間の晩遅くにメドがついてほっと一息だ。そのせいか、昨日の月曜日はボンヤリ気味の一日だった。こういう時の合言葉は「一日一善」とりあえず小さくてもいいから一つでもアウトプットしよう、と心がけている。

そういえば、20年以上前だったか、私が当時の若手抜擢枠で管理職に昇進したときに当時の研究所長から訓示をもらった。

「お前を参事に上げたのは管理職としての能力を評価したわけじゃない。お前を24時間働かせるためだけだから、そのつもりでおれ」

いまだに力任せになんとかしてしまう仕事のスタイルは問題で、だからして、偉くはなれない。そして、今時、長時間労働なんて誇ってもどうしようもない。自分も周囲も楽に働けるようにできて初めて優秀なマネジャーと言えるのだ。だから残念なマネジャーだと言われてもいた仕方ないが、まぁ、私の場合はそのようにして世の中を渡ってきたので、そのような批判は甘んじて受ける。

そんな自分と折り合いをつけて生きてくのも大事なことだ。


働き方は人それぞれである。


■その週末のバタバタに先だって、別の案件で先週の火曜日の午後も私自身のボーンヘッドでバタバタしていた。日が暮れてしばらくしたところで、ようやく落ち着き、ほっと一息。

ふと周りを見回すと私一人取り残されている気分。そんな時の夕食は、定番のコンフォート・メニュー、チキンカッチャトーラ。

2024/1/23 夕食 チキンカッチャトーラ

鶏の胸肉をオリーブオイルで焼いてからトマトで煮込めばよい。ダッテリーノ種のトマト缶を購入してあるので、これを使っている。濃厚で自然な甘みが出てまたひときわ美味い。

もっとも、こういうトマトソースは酸味が強いほうが好みの方がいるかもしれない。

翌日の水曜日は若干余裕があったと思う。食事の写真を見るとそういったところが表れているのがわかる。夕食はドイツ風、ケーニヒブルグ風ミートボール。

2024/1/24 夕食 ケーニヒブルグ風ミートボール

ミートボールは、ひき肉と玉ねぎに、アンチョビ、ケーパー、マジョラムにマスタード、これがケーニヒブルグ風。

付け合わせは、ジャガイモのダンプリングと紫キャベツの塩漬けにピクルス、そしてレタスにマッシュルーム。つまりはバヴァリアン・南ドイツ風。

そして、緊急対応が始まる木曜日の晩は、簡単に鍋で身体を暖めて準備万端。

2024/1/25 夕食

京都のスーパーで購入してきた飛龍頭と、卵、こんにゃく、ベーコンとスジ肉、そして水菜。出汁で炊いて薄口とみりんで味を調え、美味くできた。

日曜日の28日の夕方からが佳境だったが、うまくいってほっと一息。

2024/1/28 夕食 ジャガイモとベーコンに菜の花のグリル
少し焦げるくらいに焼けた菜の花が美味しい。

昼食の写真がないのは、そんなこんなでまともに昼食を食べなかったのもある。そしてまた今週も移動時間を確保できずに、新横浜の事務所に籠っていたので弁当もなし。

例えば、本日の昼食はパスタ。

2024/1/30 昼食
フジッリとブロッコリに紅くるり大根
オリーブオイルとプロヴァンスハーブミックスで香り良し



■先週ひっかかった音楽を少し

1.Orchestre Baka Gbiné の "Nanga." 軽快なリズムで楽しめる。

概要欄に "Live recording session at Big Tree Studios, Cameroon, February 2023. Recorded and filmed by Martin Cradick for Global Music Exchange"とあり、カメルーンの音楽・バカをスタジオでライブ録音したものらしい。Martin Cradickは、バカと、アイルランドやスコットランドのケルティック音楽とを融合させたスタイルのバンド、Baka Beyond を作った一人だ。
Baka BeyondとGlobal Music exchangeについては、Wikipediaを参照のこと。

Baka Beyond - Wikipedia

昨日に公開された動画も貼っておこう。


2.Tiken Jah Fakoly の "Africain à Paris (Acoustic Version)" が耳にとまった。スティングの "Englishman in NY" を歌詞を変えて演奏されたもので、アフリカのパーカッションやコラの演奏をバックに歌われていて、なかなか面白い。

featuring Horace Andy and Chico Cesar、ということでシコ・セザールつながりでひっかかってきた。
ちょっと調べてみるとTiken Jah Fakolyはコートジボワールのミュージシャンで、レゲエのシンガーソングライターということだ。歌はフランス語。

曲名に Acoustic Version とあるが、元バージョンは2007年のヒット曲らしく、YouTubeでビデオクリップ付きで視聴できる。

こちらは、ちゃんとレゲエ調だ。

まだあまり聴けていないが、2022年のアルバム "Braquage de Pouvoir"を貼っておこう。

精力的に幅広く様々なミュージシャンと共演するシコ・セザールのような人を追いかけると、聴く音楽の幅が広がる。世界には驚くほど多様な音楽がある。


3.メキシコのシンガー・ソングライター、ロザリア・レオン (Rosalía León), キューバの歌手 Haydée Milanés (アイデ・ミラネス)のデュエットで "Ay de Mi Que Tango Suerte"

アコースティックギター主体の柔らかいバックに二人の歌声もいいし、自然に入るエレクトリック・ギターのソロがいいアクセントでロザリア・レオンらしい音作りで気に入っている。

この二人は前から、何度も共演しているらしく YouTube で検索するといろいろ出てくる。スタジオライブのビデオクリップが楽しい "No ha sido fácil"を貼っておこう。



4.UKのテナー・サックス、ヌビア・ガルシア。スピリチュアルな感覚の曲作りで朗々と吹くテナー、若いのに貫禄たっぷりだ。

以前にこう書いた。

何かにとりつかれて狂ったように踊るエモーショナルというよりも、静かに巡礼をしているような感じ、と聞こえないだろうか。迷いがなく確信をもった静けさが、かえって秘めた熱さを感じさせる。

テナー・サックスの愛:ヌビア・ガルシア "Source"|Shimamura, T. 島村徹郎 (note.com)

去年はライブ・アルバムが出ていた。

今年は新しいアルバムが出るだろうか。楽しみだ。

5.レバノンの女性歌手、アビエル・ナムの新しいシングル "Saggan" 

ポップでキャッチーなアラブ歌謡、ちょっと凝ったビデオクリップも楽しめる。



■土曜日にちょっと用事があったので、ジョギングは日曜日、ヨーロッパの担当者たちが起きて動きだす前、日本時間の午前中に新横浜から鴨居の往復のいつものコースを 13.8km走って来た。

2023/1/28 jogging
鶴見川の左岸、鴨居の手前
2024/1/28 鶴見川の右岸、第三京浜付近
気の早い河津桜がほころび始めている
51.3km 計画比 +6.2km 今年の目標は 610km、1月からいいスタートを切れた。

ジョギングの後はエネルギー補給が必要だ。ましてや、日曜日の晩も徹夜になるかもしれないと思った。ガス欠は避けなければならない。ということで昼食はバーガーキングでがっつりと行こう。たまにはいいだろう。

2024/1/28 昼食 バーガーキング
ダブルマッシュルームワッパーの<冬辛>、ポテトのS、そしてビール
バーガーキングはビールも飲めるのでポイント高い

写真では小さく見えるがかなりでかい。2枚のパティは炭の香も香ばしくグリルされていて噛み応えある。美味しくボリュームたっぷり。レタス、トマト、玉ねぎと野菜もしっかり入っていて、何より好ましいのは、店頭のポップのビジュアルを見ての期待を、実物が裏切らないこと。手を汚しながら食べて満足した。

腹が減っては戦ができぬ、かといって消化に苦しむほど飲み食いしたら戦いは覚束ない。胃に血液が集中したら頭に血が回らない、というのはあるだろう。ほどほどが肝心だ。

仕事は体力勝負、頭脳は後からついてくる。


■最後に毎回の一言だが繰り返し書いておく。ー恒久的即時停戦を求めるものである。


世界中の紛争がなくなりますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?