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iPadを使って、1冊の本の内容を自分の知識にし、長期間記憶し続ける方法

私の読書の9割は紙です。

集中できないときに読書を進めるテクニックの1つに、「指やペンで文章をなぞる」というのがあります。これは結構古典的ですが効果的です。でもKindleなどを読みながらiPad上のテキストを指でなぞっちゃうと画面が動いちゃうので、指を浮かさないといけません。地味にそこに集中力使っちゃってる感があり、集中力を切らさずにiPadで電子書籍を読み続けるのは案外難しいことなのかもしれないと感じました。

https://unsplash.com/photos/w4gt4iu_ukY

紙の本が好きで、iPadを使ってメモ&復習を効率化したいあなたへ


さて、iPadのすごさはやはり情報をストックできることだと思います。ストックできるということは、復習しやすいということです。せっかく読書したなら、紙の本であろうともiPadを使って効率的に復習したいところです。

あくまで私の場合はですが、紙の本で読むときはページの上を折ってしるしをつけています。これは、そのページを重要だと感じて、後で読み返すかもと思っているからです。でもその後読み返したことは基本的にありません。私の根本が怠惰で、真面目な本を何度も読み返そうと思えるほどできた人間ではないからというのはあるかもしれません。

けれど、街中で行き交う人をひと目見ればわかるように、みんな暇ならスマホを触るものです。それならば「スマホを見たついでに読書の振り返りができるようにする」という仕組みを作った方が、怠惰な人間でも復習しやすいと思います。

そこで活躍するのがiPadのハッシュタグ機能です。これを使うことで、これから読む数百冊の知識をストックし、暇な時にサクッと復習することができるのです。

この機能は「クイックメモ」という機能とあわせて使うことで最大限に効果が発揮されると私は考えており、その具体的なテクニック解説は以下のnoteを読んでいただきたいです。有料ではありますが、それだけの価値はあると自負しています。

私の場合、紙の本で読書しつつ、何か感じたことがあれば即座にApple PencilでiPadにクイックメモをとります。メモを取り終わったら末尾に「#読書」というハッシュタグをつけ、後から「#読書」さえ押せば過去に読んできた何冊もの本の重要な部分だけを復習できるようにしています。

私の「#読書」メモの一部

たとえば、電車の待ち時間、待ち合わせ相手が遅れているとき、勉強はしたいがガッツリ読書する気にはなれないときなど、ほんの空き時間に重要箇所の復習をすることができます。

この仕組みを作ったおかげで「読んで終わりではなく、定期的に復習する」という習慣ができ、以前よりも格段に覚えていることが増えました。実際、友人と会話するときでも「〇〇が言ってることなんだけど、ーーー」「△△っていう考え方があって、ーーー」と言えることが増えてきたと実感しており、引き出しが増えるとはこういうことだなと日々感じています。

なお、紙の本が好きな方向けに書きましたが、もちろんこの方法そのままにKindleの内容をメモしても同じ効果を得ることができます。

月並みな言葉ではありますが、「買わないと損」なモノの代表がiPadだと思っています。値段自体は決して安くはないですが、投資と考えるとかなり安いとも思います。

(2022/08/21追記)

もっと簡単に、ハードルを極限まで下げて読書の復習をすることができないかと考えていたら面白い方法を思いつきました。

ハードルを極限まで下げつつ、どんな方法よりも最速で読書メモを復習する方法


結論から申し上げると、ショートカットアプリを使います。

上の無料パートでは、純正メモとハッシュタグ機能を使えばいいという話をしました。これでもかなり復習しやすいのですが、メモ→「#読書」を検索→復習なので3手ですね。ほんの少し手間です。

そこで、ショートカットを使うことでこれを1手にしてしまいましょう。

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