なにが「流星のロックマン3」をアツくさせるのか？
1. はじめに
こんにちは， Tさんです．
「流星のロックマン3 ブラックエース / レッドジョーカー」（以下流星3とする）が発売された日は2008年11月13日です．そのときから約12年と7ヶ月の時がたっています（記事を書いている時点では）．時がたつのは早いものです．
私は現在でも流星3をプレイしています．もちろん，発売されてからずっとプレイし続けているわけではありません．ポケットモンスターやロックマンゼロを遊んだ時期もありました（アベ100たのしー）．
流星3は今プレイしていても面白いなーと思います．素直に楽しいです．
ここでふと思いました．なぜ流星3はこんなにも面白いのだろうと...
流星3を長くプレイしていますが，このなぜについてあまり考えてきませんでした．
そこでこの記事では，個人的に思っている流星3の面白さを見つめ直していきます．（この記事ではシナリオについては語りません．シナリオだけで記事になるくらい素晴らしい作品なので．）
2. 流星3の面白い点は？
私の思う流星3の面白さは，6つあると思います．（ｵｵｲﾅｰ）
以下，それぞれの説明です．
【面白さ1】WiFiウェーブバトル
WiFiウェーブバトルって何？
同じ時間にWiFiコネクションに接続している国内の誰か，もしくはブラザーやバトルメイトと対戦することができます．
流星3は対戦が楽しいのです．身近に流星3をプレイする人がいなくても，対戦ができるなんて素晴らしい！
今でも非公式な方法ですがWiFiウェーブバトルはできるので，対戦に興味のある方は参加しましょう．あなたの参戦，待ってます！（エミュレータまたはDS等の実機，どちらでもできます．）
【面白さ2】11種類のノイズチェンジ
ノイズチェンジって何？
物語の中でロックマンはノイズコントロールプログラムの効果により，本来有害なはずのノイズと同調し，ノイズチェンジという変身を起こします．
ノイズチェンジにはさまざまな種類があり，それぞれ能力が異なります．
リブラ，コーヴァス，キャンサー，ジェミニ，オヒュカス，キグナス，オックス，ヴァルゴ，クラウン，ウルフ，ブライの11種類のノイズチェンジが存在します．（一応ノーマルも存在する．）
それぞれのノイズに合った戦法を考えるのは楽しいですね．同じ戦法でもノイズごとに個性が出る点も面白いです．
（例）草焼き戦法でもオックスはクサムラステージ -> 焼き，ブライはチャージショット -> 焼きという感じ．
また，自分の変身ノイズとは別のノイズを融合させるマージノイズというシステムもあります．ブラザーカードが必要ですが，両方のノイズの能力をあわせ持つので，うまく活用できると非常に強力です．
（例）キグナスにオヒュカスを融合させるとバトルカード「ハリケーンダンス」の攻撃力が強化され，混乱性能を付加できる．
【面白さ3】ノイズ改造ギア（ノイズドカード）
ノイズ改造ギアは別売商品でロックマンの強化ができ，ノイズドカード，レゾンカード，ホワイトカードの3種類があります．今回はノイズドカードのみに触れます．
ノイズドカードって何？
ノイズドカードは，チャージショットの性能を変えたり，属性の攻撃力を強化するなど様々な効果があります．
最大で5枚まで入力することが可能ですが，カードにはハート，ダイヤ，スペード，クラブの4種類のマークと数字が記載されており，同じ種類のカードを入力しなければロックマンがバトルで不利になるような現象が発生します．
ただし，「ポーカーのやく」を作ることで，種類が異なるカードを入力しても悪影響を発生させないようにすることが可能です．悪影響を防ぐだけでなく，ボーナス効果が発生するものもあります．
※「ポーカーのやく」は，ツーペア，スリーカード，ストレート，フラッシュ，フルハウス，フォーカード，ストレートフラッシュ，ロイヤルストレートフラッシュ，ファイブカードがある．
ノイズドカードはチャージショットと【面白さ5】で説明するサポートユーズの変更ができるため，戦法の幅が広がります．（もちろんボディ装備とHPの増加に改造ギアを使ったほうが比較的強いです（）．）
ただ，「ポーカーのやく」の影響で4, 9~K 以外の数字が半分死んでいる点は残念です．
【面白さ4】豊富なバトルカード
バトルカードの種類は合計すると392種類あります（計算に誤りがなければ）．詳細は以下の表をご覧ください．
イリーガルカードって何？
ノイズ率が100 %以上の状態で敵を全滅させるとゲットデータがノイズの突然変異により，倒したウィルスとは関係のない，まったく別のバトルカードになることがあります．
これを「イリーガルゲットデータ」と呼び，通常では入手できない特別なカードである”イリーガルカード”もそのひとつ．
イリーガルカードはライブラリに登録されない特殊なカードです．
役に立たないバトルカードはありますが，種類が豊富なためフォルダ構築の選択肢は広いです．作ろうと思えば，たくさんできます（勝てるとは言っていない）．
【面白さ5】サポートユーズとシングルユーズ
サポートユーズとシングルユーズって何？
時々バトルカード同士が重なり，カードが下に隠れていることがあります．この場合，隠れているカードにはカーソルは移動せず，選ぶことはできないのですが，じつはタッチすることで”サポートユーズ”と”シングルユーズ”という2種類の使い方から選択することができます．サポートユーズを選ぶと，そのカードを補助的な機能をもつサポートカードに変換することができます．サポートカードは元のカードが何の属性であるかによって変化します．
無属性 -> エリアイーター
炎属性 -> アタック+10
水属性 -> インビジブル
電気属性 -> マヒプラス
木属性 -> クサムラステージ
シングルユーズを選ぶと，その隠れているカードをそのまま使用できます．ただし，一緒に他のカードを選ぶことはできません．
このシステムがなかったら，私は流星3をプレイし続けていないと断言できます．
サポートユーズの利点は，1枚のバトルカードに2種類の役割を与えることでしょう．これによって，相手の戦法や対戦中の状況によってバトルカードを使い分けることができます．
フォルダ中の同名バトルカードの枚数やバトルカードの攻撃力で下への重なりやすさが変わるため，その調整がフォルダ構築の面白さのひとつですね．（深く考える必要はないと思いますが，私は気にする人です(笑)．）
カスタム画面の仕様を知りたい方は，以下の記事を見ましょう．
（2021/07/21 閲覧が可能であることを確認しました．）
バトルカードのズレが大きい場合，カスタム事故を減らすためにサポートユーズを使う場面があります．詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください．
（2021/07/21 閲覧が可能であることを確認しました．）
【面白さ6】ギャラクシーアドバンス
ギャラクシーアドバンスって何？（以下GAとする．）
指定された3枚のカードをカスタム画面で決められた順に選択すると，3枚のカードが合体し，1枚の強力なバトルカードになります．そのカードはホワイトカードで最前面に出ます．
ロックマンエグゼでいうプログラムアドバンス的なもの．おまけ要素(笑)と言う人もいますが，個人的に強いと思っています．（すべてのGAが強いとは思っていません．）
GAの良い点として以下の2つが挙げられるでしょう．
・バトルカードにサポートユーズ以外のもう1つの役割を与えることができる．
・バトルカードを前面に浮かせることができ，かつGAはホワイトカードであるため，他のカードとまとめて選択できる．よって1ターン中に与えるダメージを増やせる．
1つ目はエドギリ戦法で説明すると分かりやすいと思います．
エドギリ戦法は相手にムーリジェクションを使用されるとエドギリを防がれてしまい，攻撃が通りません．しかし，エドギリ1, 2, 3の順に選択するとグレイブジョーカーGA（ブレイク属性）に変換することができます．これにより，ムーリジェクションを突破でき，対戦を有利に進められます．
2つ目はそのままです．HPの削り合いを有利にして，勝利をつかみましょう！
3. おわりに
この記事を書いていて，「サポートユーズとGAの要素，好きだなー自分」って思いました．流星3を面白くしている要素はノイズチェンジや改造ギア等多くあります．しかし，バトルカードを状況に応じて使い分けができる，これが私をアツくさせる一番の要素なのかなと思いました．
流星3の対戦では，どうしても重なりというデメリットが発生します．このデメリットをどう有効に使いメリットに変えていくのか，これが流星3の面白いところであり本質なのでしょう．
この記事を読んで，流星3に興味をもっていただけたなら大変うれしいです．
ここまで読んでいただき，ありがとうございました．
【追記：2024/06/25】
流星2も面白いです．
以上．
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